おはようございます。会長です。
ここ最近、大人気のアイテム「ハンドスピナー」って知ってますか?
手でくるくる回して遊ぶ玩具なのですが、そのハンドスピナーのメインとなる部分は、釣りのリールにも入っているベアリングなんです。
今日は、ハンドスピナーからボールベアリングの役割と大切さを学んでみましょう〜♪
世界的に流行している「ハンドスピナー」とは?
ハンドスピナーは、昨年あたりから海外でブームになっている玩具で、日本にも今年から上陸し、雑貨屋さんなどで販売されています。
風車みたいな形状の玩具で、なにが面白いのかは分かりませんが、指で挟んで持って風車部分を回すといつまでもクルクルと回っているだけの玩具で、病みつきになるそうです。。。
釣り人が、新しいリールを買った時に、ついリールをクルクル回してしまうのと同じ現象なんでしょうか(笑)
まだ、ハンドスピナーを回したことの無い方のために、回した動画を撮ってみました。(10秒程度の動画です)
スムーズに回転しているのがお分かりいただけると思います。性能がいいものですと、スムーズな回転で、5分〜10分近く回り続けます。
このハンドスピナーを分解すると、中心にはボールベアリングが内蔵されています。
リールにも使われているボールベアリングの役割とは
ボールベアリングは軸受とも呼ばれていて、軸(シャフト)の回転を補助してくれるパーツです。
内蔵されている小さい玉のお陰で、中心の円筒の部分がクルクルと回転するので、この中に軸(シャフト)を通すと抵抗もなくくクルクルスムーズに回ってくれます。
ハンドスピナーを分解し、ボールベアリングが見えるようにした状態で回転させた動画を撮ってみました。(10秒程度)
ベアリングも一緒に回転しているのがお分かりいただけると思います。
もし、ベアリングを使わず、ただの円筒で軸を支えても、回るのは回りますが、補助がないので摩擦抵抗などによって回転性能はスムーズではありません。
また、金属と金属が直接擦れますので、削れカスのようなものが出てしまい、回転性能を更に妨げてしまいます。
試しに、ベアリングの回転に抵抗を与えて、ハンドスピナーを回すとどうなるか撮影してみました。(15秒程度)
回るのは回りますが、すぐに回転が止まってしまうのが分かります。ベアリング無しだとこんな状態になります。
このボールベアリング、リールの中でたくさん使われていることは皆さんご存知だと思います。
Daiwaのベイトリール(キャタリナベイジギング)をバラすと、早速ひとつベアリングが見えました。スプールの軸を支えているようです。
このベアリングのお陰で、スプールの回転への抵抗が軽減されています。
ハンドルノブの中にもベアリングが入っていて回転性能を上げてくれる場合が多いですが、キャタリナベイジギングはベアリングではなく、プラスチック状の円筒のパーツが入っていました。やはりリールの価格(スペック)に合わせて、ベアリングが使われる数が変わってきますので、必ずしも回転部分にボールベアリングが入っているとは限らないようです。
このプラスチック状の円筒パーツをボールベアリングに替えることで、ハンドルノブの回転性能は上がります。カスタムパーツなどでベアリングが販売されていることもありますので、回転性能が気になったら交換してみるのもいいかもしれませんね。
リールにゴリ感が出たら?ほとんどベアリングが問題
リールをずーっと使っているとゴリ感が出ることがあると思いますが、オーバーホールに出してみて、ほとんどの原因がボールベアリングの問題でした。
ボールベアリングが錆びていたり、金属の削りカスが噛んでいたりと、ボールベアリングの性能が落ちるとともに、リールの回転性能が落ちています。
ベアリングにオイルを差したり、定期的にメンテすることで、リールの回転性能は維持されます。
ゴリ感が出たら、ベアリング自体を洗浄、または交換してしまうのもオススメです。
自分で交換するのが心配な方は、メーカーのオーバーホールに出すかプロにおまかせしましょう♪
リールのオーバーホールをメーカーじゃなく「リールメンテナンスドットコム」出してみた!
ジギング魂では今後、ベアリングオイルなどベアリングのメンテナンスについても紹介したいと思います。
ではでは!
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