おはようございます、しょうへいです。
「誠哉ノット」を普段使っている方から、強度が知りたいとのリクエストを頂きました。
そういえばまだやったことのないノットです。
誠哉ノットは、滑りやすいPEラインのために考案されたノットのようです。 早速、強度テストを行ってみました!
誠哉ノットの結び方!!
まずは「誠哉ノット」の結び方から見て見ましょう。
初めて結んでみるノットですが、どうやら道具も締め込みも必要の無いノットのようです。
サージェンスノットと電車結びを合わせたようなノットで、かなり簡単に結べますね。
強度はどうでしょうか!?気になります。
結び目はけっこう小さいですね。
リーダーに結び目を入れるのでコブにはなりますが、ガイド抜けはそこそこ良さそうです♪ まずは図を見ながら結んでみて、試しにドラグチェッカーで引っ張ってみました。
ラインはPEを2号、リーダーが8号です。
1発目。。。5kgくらいで切れてしましました。。。
すっぽ抜けではないものの、すこし不安になる強度。
しかし流石に天下のシーガーがおすすめするノットでこの強度ということは、私の結び方が悪いのかもしれません。
というわけで今度は動画をちゃんと見てから結んでみます。
すぐに原因がわかりました。 図で言うとSTEP4のやり方が悪かったようです。
このとき、端糸を掴んでリーダー側へゆっくりと締めなければならないようですが、私はここを雑に行っていました。
原因がわかったところで、改めて実験をやりなおします。
誠哉ノットの真の強度とは!?
PEラインの巻きつけを10回にして、3回テストしてみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) |
1 | 7.5 |
2 | 7.25 |
3 | 7.5 |
平均 | 7.4 |
おおっ!?効果はてきめんですね。なかなか強いです。
同じラインで行ったFGノットが8kg前後の耐力でしたので、それに迫る強度です。
煩雑な締め込みの作業がいらないので、船の上での結び直しなどには良さそうですね♪
切れるときはすっぽ抜けではなく、必ずリーダーと絡めた部分から切れるようです。
すっぽ抜けしないというのも良いところです。
ちなみにですが、最後にリーダーで作ったサージェンスノットをちゃんと締め込まないとすっぽ抜けるようです。
この点を忘れないように注意が必要です。
PEラインの巻きつけを増やすと強度が増すらしいので、20回巻きも試してみました。
こちらも7.5kg前後の耐力がありました。
FGノット並みの8kgを記録した回もありましたが、ノットを締め込むときに団子になってしまいやすく、それ以上の回数はうまく結べませんでした。
切れる箇所は同じくリーダーでサージェンスノットを行った部分なので、強度的にはこのくらいが限界かな?という気もします。
ヒラマサキャスティングなどの太いリーダーの場合は向いていないかもしれませんが、結構結ぶのが簡単ですし、FGノットなみの強度が出ますので、タイラバやライトジギングなどの細いリーダーと結ぶ場合は、おすすめのノットです。
リクエストありがとうございます。これからも情報提供お待ちしております♪
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丸岡しょうへい
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早速の検証ありがとうございました!
意外と回数を増やしても、強度は変わらないのですね笑
使い慣れたノットなので、これからも愛用して行きたいと思います。
「東田結び」の強度検証をやって頂けませんでしょうか。
リングとリーダーの結束部が小さくて抵抗も少なそうなので好きなノットなのですが、シンプルすぎて強度が心配です
動画です、https://www.youtube.com/watch?v=Sxi7qxTjo8E