おはようございます、しょうへいです。
先日、ループtoループでPE同士を結束する時、ループ同士を5回通すことで90%以上の強度でPE同士の接続ができることをご紹介しました。
【PEライン同士の結束】強度70%のループtoループを90%以上で接続する方法を発見!
ただループの作り方といっても、いろいろな方法(ビミニツイスト・チチワ・八の字結び・スパイダーヒッチ)など、いろいろが¥あります。
どの方法でループを作るのが良いのかという質問をいただきましたので、まとめて強度を検証してみました。
また5回を6回にすることで、90%強度→100%強度に近づくのかも実験してみました。
PE同士の結束最強のループtoループはどれだ!?
前回の実験で、ループtoループで5回くぐらせると90%の強度が出るということがわかりました。
【PEライン同士の結束】強度70%のループtoループを90%以上で接続する方法を発見!
リールの下巻とメインラインを結束するのにも使えるのかというコメントをいただきました。
また、前回の実験でどの方法でループを作ったのか、書くのをうっかり忘れていました。
実は「ビミニツイスト」でループを作っていたのですが、ビミニツイストは強度が高いのと、慣れると結構素早くループが作れるのお気に入りの結び方です。
ただ、八の字結びなどもっと手軽にループを作る方法もあります、
他の結び方(ループ)で、強度がどうなるのか!?ということを実験してみました。
まずは1つめ、ビミニツイストです。
古くから使われている方法で、一見難しいように思いますが、一度覚えたらとても簡単です。
信頼性が高く、ループ(ダブルライン)を作るときにもっとも強いと言われています。
ちなみに、過去に検証したことがありますが、95%から100%の強度でループを作ることができます。
2つめはご存じ、8の字チチワです。
8の字に結ぶだけ~の簡単なノットです。
リーダーですとかなり強かったりしますが、PEでは滑ってしまうのか!?いったいどうなる!?ということで実験してみます。
3つ目がスパイダーヒッチです。
これも古くから使われている結び方です。
簡単ですが、結び付ける回数を稼ぎやすいので実用的な強度がでるとされています。
この3つのループを使ってみたいと思います。
ループtoループをくぐらせる回数は6回とします。
前回5回で91%でしたので、6回することで強度が増すのかの調査をする為です。
それぞれノット(ループ)同士の結束強度の平均値をまとめてみました。
ノットの名前 | 切れた負荷(Kg) | 切れた箇所 | 結束強度 |
8の字 | 5 | 8の字結び | 45% |
スパイダーヒッチ | 6 | スパイダーヒッチ | 55% |
ビミニツイスト | 10 | ループtoループ | 91% |
やはり「ビミニツイスト」のものが最も強度が出ました♪
ビミニツイストのループtoループでは、ほぼほぼループtoループの部分で切れます。
※稀にビミニツイストで切れることもありました
8の字結びとスパイダーヒッチでは、それぞれループを作っている部分で切れてしまうようです。
ループを作っている部分がズレたり滑ったりして切れるようですので、ループを作るときは滑りにくいビミニツイストか、その上にハーフヒッチでガッチリ補強をしたほうがよさそうです。
ちなみに、ループtoループを6回や7回にしたら100%でるんじゃね?と7回まで試してみましたが、回数を増やしても90%以上の強度は出ませんでした。
増やすほどにきれいな接続が難しくなりますし、あれ?何回くぐらせたっけ?となりますので、5回から6回くらいがよさそうです。
リールの下巻きをPEラインでする場合の、PE本線との結束にも使えそうですね♪
質問ありがとうございました!
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丸岡しょうへい
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