おはようございます、しょうへいです。
先日、リーダーの先に太めの先糸を付けたいな~というシチュエーションに出くわしました。
タチウオジギングなどでも先糸を付ける方も多いと思います。
そういえばジギング魂では先糸の結び方の強度、つまりリーダーとリーダーを結んだときの強度も調べていました。
まだ100%に近いようなノットは発見していませんでしたが、最後に実験してから2年くらいたってるかも…。
今日は、綺麗に結べて強いというウワサの「ネイルレスネイルノット」という結び方の強度を試してみました。
「ネイルレスネイルノット」の結び方
こちらはラインメーカーのバリバス社の「ネイルレスネイルノット」の動画です。
動画をみると、こんなのでいいの?と思うぐらいシンプルな結び方です。
フライ釣りではよく使われるそうで、硬さや太さの違うラインの結束に向いているそうです。
さらにそれをライン同士の結束のために改良したのが、「ネイルレスネイルノット」です。
動画の中では片側だけ結んでいましたが、片方ではリーダーなど滑りやすい素材では抜けてしまうので、本線も先糸も結んで締める方法を取ります。
一見すると電車結びのようにも見えますが、電車結びよりワンランク上の強度があると言われています。
結んでみると結び目が綺麗に並んでおり、結束部が綺麗に見えます。結びやすさもそこそこです。
また、フライライン向けの結び方の解説では巻き付け回数を2~3回にしているものもありますが、ここでは4回巻きに増やしてみました。
フロロカーボンの8号(30lb・13.6kg)と6号(22lb・10kg)で結束してみました。
これを切れるまで引っ張って何㎏まで耐えるか試してみます。
弱いほうの6号10㎏を基準にして表にまとめてみます。
ネイルレスネイルノットの強度は⁉
5回試してみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 6.5 | 65% |
2 | 6.5 | 65% |
3 | 7 | 70% |
4 | 6.5 | 65% |
5 | 6.5 | 65% |
平均 | 6.6 | 66% |
確かに電車結びの57%よりは強い数値が出ました。比較的安定しているようにも思います。
切れるときは細いほうのラインの結び目から破断しました。
結びを増やしたほうがいいかなと思いましたが、太いほうの巻き回数を増やすとノットが結びにくくなりますので、基本の巻き付け回数は4回でよさそうです。
現時点で先糸の結びとして最強の「クアドラプルサージェンスノット」の87%には届きませんでしたので、また何か思いついたら100%目指して試してみたいと思います♪
「先糸の結び方の結束強度ランキング(強度一覧)」のページはこちら
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丸岡しょうへい
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