おはようございます、しょうへいです。
PE同士を接続する際、最も簡単なのがループtoループです。
PE同士を結ぼうという機会はあまりないかもしれませんが、簡単にリーダーを組めるような商品がいくつかあります。
だいたいそういった商品はPEラインをループtoループで接続します。
これってもしかして回数増やしたら強くなるんじゃね?と思ったので試してみました。
PEのループtoループの回数を増やしてみた
ループtoループはその名の通り、2つのループを作り、片方を通して接続する簡単な方法です。
これ単体で70%ほどの強度が出るのでなかなか侮れません。
引用元:よつあみ(http://yoz-ami.jp/line_knot/1306)
ちなみに2回通すとダブルループtoループです。
過去に実はどちらも強度を調べたことがありますが、ダブルまでしか試していません。
その時の結果はシングルもダブルも同じく70%程度の強度でした。
でもこれってどんどん回数を増やしていけば強くなったりするんじゃないの!?
クレイジーオーシャンの「フラッシュリーダー」等、リーダーがあらかじめセットされている商品があります。
これはPEラインのループの先にあらかじめリーダーがPRノットなどで接続されている便利なグッズで、
リールから出したラインでループを作り、ループtoループで接続する仕組みになっています。
私も何度か使ったことがありますが、強度も70%以上と十分で、これで大型のマダイなども仕留めています。
というわけでループの回数を増やしていってみたいと思います。
ちなみにですが、ループの回数を増やすと、締め込みのときに左右が均等にならない場合があります。
そういったときはループの真ん中に竹串などを刺し、徐々に締めていくと均等にしやすくなります。
また、よく濡らしておくのが重要です。
PEは2号のラインで調べました。ドラグチェッカーの15kgモデルで計測するとライン単体で11kgあります。
ホントはもっと強いラインなのですが、計測機器の都合上マイナス方面に誤差がでます。
11kgを仮の100%として相対的に強度を出していきます。
回数を増やしたらどうなった!?
ループtoループを1回のくぐらせる回数として、6回まで増やしてやってみました。
平均値のみを集計した表を作りました。
ループ回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1回 | 7.8 | 71% |
2回 | 7.8 | 71% |
3回 | 8.1 | 74% |
4回 | 9 | 82% |
5回 | 10 | 91% |
6回 | 10 | 91% |
4回から急激に強くなりました。
なぜ!?という感じですが、ループ5回もすれば相当強いですね。
ループtoループを5回くぐらせたものがこちらですが、編み込みのようになっています。
PEラインは横向きの方向の力に弱いとされていますが、編み込み状態になったことで摩擦力が生まれたのでしょうか!?
真相はなぞですが、5回くらい回すとけっこう強いということがわかりました。
4回でも実用性は良いかもしれませんね。
ループを作る方法はいくつかありますが、大切なのは締め込みのようだということもわかりました。
ループがしっかりできていればループtoループで切れますが、そうでなければループの輪が動いてしまい、そこで切れます。
良く濡らしてループを締め込み、端糸もメインもよく引っ張ってループが動かないことを確認してから結ぶといい感じです♪
ループtoループで接続する「簡単接続リーダー」などを使われている方は、是非お試しください♪
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丸岡しょうへい
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