おはようございます、しょうへいです。
ご質問を頂きました。
ジギングや鯛ラバなどで「船ハリス」等、大型スプールのリーダーを使っているが、スプールバンドが付属していないので、ラインがよくバラけてしまう。
何かいいアイディアはないか?ということでした。
たしかに、モノによっては、スプールにラインを留めるものが何もついていないものもありました。
ということで、いろいろ考えてみました。
300円くらいの材料でスプールバンドを自作する方法をご紹介いたします。
船ハリス便利なんだけど…バンドが無い
私も、メーカー各社から発売している「船ハリス」を、ショックリーダーの代わりに使うことがよくあります。
巻き量100m以上のものが多くて性能が十分ですので、たくさん使う号数は船ハリスを使っています。
号数も豊富で、1号から20号、30号と太いものがああるのも便利です。
※船ハリスはスプールが大きいので、船に持ち込むときはジギング用リーダーを使いますし、用途によってはコーティングがされているリーダー専用ラインを使うこともありますので、100%船ハリスを使っているわけではありません。
しかし「船ハリス」の多くは「スプールバンド」が付いていないものが多く、太い号数ほどストッパーできっちり止まりにくくバラけてしまったり飛び出たりすることがあります。
また、スプールバンドがないと、ストッパーにちょうど止まる位置でしかラインをカットしないので少し無駄が出ます。
「船ハリス」以外にもスプールバンド等が付属していないラインは多くあります。ということでストッパーを自作してみることにしました。
いろいろ材料を考慮してみましたが、おそらく最適なのがこちら、手芸用のパジャマゴムです。
他にもウエストゴムや、パンツゴムなどいろいろな呼ばれ方をしていると思います。
ゴムなので伸びますが、表面はポリエステル地なので滑りがよく、入手性がよく、そして安価です。
ホームセンターで、300円で購入してきました。
船ハリスのスプールはだいたい幅が1.5㎝くらいあります。パジャマゴムは幅がいろいろあって選択肢が広いのですが、今回は少し細めの1㎝幅のものを用意しました。
あとは簡単にスプールにパジャマゴムを結び付けてみます。
結び方はロープワークの「ふた結び」で結んでみました。これは結んだあとに本線を引いて輪を縮めることができる結び方です。
結び方はこちらを参照してみてください♪
簡単な結び方なので幅のあるゴム紐でも結べました。
たったこれだけでもスプールバンドを作ることができます。
話は前後しますがゴムの途中にハサミで切れ込みを少し入れて穴を作っておくと、ここからラインを通すことができます。
穴からラインを出しておくことで、かなり便利になります。
このままラインを引っ張れば、このゴムは表面が滑るのでバンドごと滑ってラインを引き出すことができます。
適当なところでラインを切ってもそこで留まってくれるので、任意の場所でラインをカットすることができるようになります。
というわけで簡単に「スプールバンド」を作ることができました♪
結び目が嫌な方は
この作り方はパジャマゴムを簡単に結び付けただけです。
なのでゴムには結び目ができます。
別に気にならないという方はそれでも良いのですが、気になる方もいらっしゃるかもしれません。
船ハリスならだいたいスプールの内径が13㎝です。ということは外周は約40.8㎝です。
パジャマゴムを45㎝くらいにカットして、一度巻き付けて少し締まっているくらいの状態の場所に線を引いておきます。
さきほど付けた線の場所で、裁縫針と糸で縫い付けました。
パジャマゴムの輪ができればいいので、縫い方は適当です(笑)
接着剤なども試してみたのですが、重なっている部分が伸びると外れてしまいます。
縫い付けるのが一番確実です。
もしかすると「ホッチキス」で止めてもいいかもしれません。
あとは同じように途中に切り込みを入れて穴をあければ、結び目のないスプールバンドが出来ます。
パジャマゴムで簡単に作れるスプールバンド、困っている方は是非お試しください♪
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丸岡しょうへい
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