おはようございます。会長です。
先日、ルアーバンクで公開しました「リールの下巻き量計算ツール」ですが、下巻きするラインの長さを算出してくれる大変便利なツールです。
例えばPE3号が400m巻けるリールにPE2.5号を300m巻く場合、下巻きのラインをナイロン5号で巻きたいとすると、「下巻き量の長さはおよそ97mです」と計算してくれます。
ただ97m下巻きと言われても、ナイロンラインの場合、カラーマーカーがついていませんので、どれだけ巻けばいいのか分かりません。
そこで、計算ツールに97m巻くにはリールのハンドルを何回回せばいいのか算出する「ハンドル回転数算出機能」を追加しました。
たまたま、注文してあった「ラインカウンター」が昨日届きましたので、どちらが便利なのか対決してみました。
下巻き97mってハンドル何回転すればいいの?
こちらが、下巻き量計算ツールで算出した下巻きの長さの計算結果です。
下巻き計算ツールの説明や使い方はこちらの記事を御覧ください。
計算不要でサッと分かる! リールの「下巻き量計算ツール」の使い方
新機能として「ハンドル回転数算出機能」を追加しました。サーバー負荷防止の為に一時的にユーザー登録された方のみ使えるようにしてあります。※ユーザー登録は無料です。
ユーザーログインした状態だと、下巻き量の計算結果後に「さらに計算する」が表示されるようになります。
ハンドルの回転数を求めるには
- リールのギア比
- リールの最大巻上長
- ラインが空の状態でのスプールの直径
の「3つのデータ」が必要になります。
巻上長が97cmで97m巻くのなら100回転じゃないんか?と思われがちですが、ラインが空の状態のスプールは一回転あたりの巻上げ量が少なくなりますので、厳密に計算するともっと多く巻かなくてはなりません。
計算式にするとかなり厄介な計算式になりますので、やはり計算ツールは便利です。
ただ、このように芯がまっすぐのスプールなら直径を測ることが出来るのですが
オシアジガーの用に、真にテーパーが付いていると、どこを測ればいいのか分かりません。
ラインカウンターを買ってみた!
ちょうどAmazonで注文してあった「ラインカウンター」が届きました。
不安だった電池ですが、コンビニなどでも売られているコイン型の電池で、最初から1つ付属されていました。
レバーが付いていて、操作すると
ロッドに挟む場所が開いたり閉じたりします。
このようにロッドに挟むことが出来るようです。
細いロッドでも付けれるのが嬉しいですね。
ラインは1回転か2回転、ラインカウンターのスプールに巻きつけるといいようです。
あとは巻き巻きすれば、カウンターが何メートル巻いたのか教えてくれます。
これは便利ですね♪
「ハンドル回転数算出機能」と「ラインカウンター」どちらが便利?
結局、「ハンドル回転数算出機能」と「ラインカウンター」のどちらが便利かといいますと、
ハンドル回転数算出機能は
- 無料(メリット)
- 用意は少なくて済む(メリット)
- スプールの直径を測らなくてはいけない(デメリット)
- ギヤ比や最大巻上長を入力しなくてはいけない(デメリット)
- 何回転回せばいいのか忘れる(デメリット)
ラインカウンターは
- 有料(デメリット)
- 用意がちょっとだけ面倒(デメリット)
- 直径などを測る必要がない(メリット)
- ギヤ比や最大巻上長を調べる必要がない(メリット)
- ハンドルの回転数を数えなくてもいい(メリット)
とどちらにも一長一短ありで。。。
スプールなどの直径を測ったりしないといけないけど無料がいい方は「算出ツール」、お金が掛かってもいいから数えたり測ったりしたくない方は「ラインカウンター」がオススメです。
ラインテンションや、ラインの直径の誤差で計算結果が変わったりと、ツールの計算結果やカウンターの数値はあくまでも目安ですので、なるべく正確に下巻きしたい方は「算出ツールとラインカウンターの合わせ技」をするといいかもしれませんね。
※下巻き量計算結果後に算出機能が表示されます。
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