おはようございます。会長です。
ここ数年、30g〜50gぐらいの小さなジグでSLJ(スーパーライトジギング)を多くなったせいか、小さなフックでアシストフックを作ることが多くなりました。
小さなフックですので、出来るだけ結びを小さくするか、結ばないでセキ糸で巻いてアシストフックを作るかなのですが、やはりセキ糸を巻いて作るのは時間がかかりますし、出来るだけ結びで作りたいと思います。
しばらく、ずっと最小限のコンパクトな結び方をいろいろ試していたのですが、結構小さく結べて強度のある結び方が出来ましたので、共有したいと思います。
SLJ用フックの自作におすすめ!一番コンパクトで強度のある結び方は外掛け2回+枕1回だ!
いろいろ試して強度を測った結果、枕付き外掛け結びが一番強いことが分かってきたのですが、出来るだけ小さくするために結ぶ回数を少なくして実験してみました。
最近、気に入って使っているアシストラインが先日ご紹介した、ステキ針さんのHV芯入りのPEアシストラインなのですが、凄くハリがあるわりに結びやすくて結びがコンパクトに仕上がります。
フロロ芯入りのアシストラインは芯の分結びが大きくなりがちですが、同じ芯なしの10号のPEアシストと比べても結びが小さく、中にフロロ系の芯が入っているとはとても思えないぐらいコンパクトです。
ただ、表面はPE素材ですので回数を少なくすると滑って抜けないか心配でした。
最終的に行き着いた結び方は、この結び(外掛け2回+枕1回)なのですが、強度テストの結果の前に、簡単に結び方をご紹介したいと思います。
まず、フックの軸に沿わせて、このようにラインを折り曲げます。
端糸を持って
軸とラインを一緒に1回巻きます。
更にもう一回。
3回目は、ラインを一緒に巻き込まず、ラインの間を通してフックの軸のみに1回掛けます。これが枕です。
最初の折り返しの輪っかに下から端糸を通します。
端糸と本線を引っ張って強く結びます。
写真を撮り忘れたのですが、実際アシストフックを作る時は、締め込みツールなどでしっかり締め込んでから
端糸を切り落としてください。
締め込む時に端糸が短くなりますので、締め込んで動かなくなってから端糸を落とすのが安心です。
ちなみに、ラインはステキ針さんのHV芯入り10号、フックはSLJにオススメの「ライトショア602」のLサイズを使いました。
道具などを使って、強く締め込んだ状態は、このようにコンパクトになります。
いつものように、強度を測ってみます。写真を撮り忘れたのでイメージです。
10kgを掛けた時点で、一度やめて様子を見てみますと、このようにチモトの叩きの中間ぐらいに結びが移動しています。
反対側も
同じような感じ。もう少しで抜けてしまいそうな感じですが、枕付きだとここからが強く全く動きません。
1kgずつ負荷を増やしながら、様子を見ていくと、13kg地点でフックが伸び始めました。
14kg地点。
15kgに届くか届かないかというところで、伸び切ってしまいました。
スーパーライトジギングやタイラバなら全く問題ない強度です。
言い忘れましたが、1回+枕は結びが成立せず、簡単に抜けます。。というか解けます。。
SLJフックを作る時は、最小限のコンパクトな結び方「外掛け2回+枕1回」を是非お試しください♪
シーハンターに比べてもハリの強く
他のフロロ芯入りアシストラインと比べてもハリの強く結びが小さい、ステキ針さんの「HV芯入りPEアシストライン」かなりおすすめです。是非お試しください♪
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