おはようございます。会長です。
最近、色々なアシストフックの作り方を綺麗にまとめていますが、まとめきりましたら、インデックス(一覧ページ)も作って分かりやすくしたいと思います。
今回は、ライン強化チューブと結びだけで簡単に自作できる「最強アシストフック」の作り方をご紹介します。
ニードルやセキ糸は使いませんし、なれると1本、3分から5分で作れますので、約1時間で写真ぐらいの量のアシストフックを作ってしまうことが可能です。
ライン強化チューブを使って作ると、メリットが沢山ありますので合わせてご紹介したいと思います♪
「ライン強化チューブ」と「最強アシストフック」って何?
個人的に、一番好きで、最強のアシストフックだと思っているのが、MCワークスさんの「スパイダーシステム」というアシストフックです。
こちら、アシストラインを収縮チューブで覆ってあるのですが、しっかりとハリがあり、柔らかい竿でもしっかりとフッキングに持っていってくれます。
ハリがありすぎて吸い込みが悪いんじゃないか?と最初思いましたが、そんなことは全く無く、いつも口の中にしっかり入っていて、ねじれがない為か、めちゃくちゃ上顎に掛かる場合が多く、非常にバレにくいフックです。
また、チューブのお陰でサワラなどの歯モノにも強く、更にラインが二重になるように作ってある為
写真のイソマグロは、片方アシストラインを噛み切られていましたが、上がってきました。
ジグ絡みのトラブルもほとんどなく、4,5年前に釣具店で見かけてて購入してから、結構使っていましたが、サイズがS,M,Lの3サイズ展開ですので、どうしても長さやフックのサイズが合わないジグが出てきました。
また、好きなフックやザイロン等も使って作りたかったので、最近は自作して使っています。
ザイロンを使って作る時に特にメリットがあって、
ザイロンって、色落ちと毛羽立ちが半端なく、またしばらく水の中で使っていると「ふにゃふにゃ」になってくるんです。
黄色は原糸の色なので強度には影響はないのですが、これが好きじゃなくて使っていない方も多いと思います。
チューブで覆うことで、このふにゃふにゃと色落ち、毛羽立ちを抑えることが出来ますので、大変重宝しています♪
ライン強化チューブというのは、アシストラインの覆うのに色々試した中で一番良かったクリアの熱収縮チューブのことです。
200m単位で購入可能なのですが、多すぎるので
60cm単位で切り売りで販売開始しました。※60cmにも非常に意味があります♪
今回は、結びだけで簡単に作る「最強アシストライン」を紹介しますが、ニードルとセキ糸で作るアシストフックにも使えて
フロロ芯なしで、ハリのあるアシストフックを簡単に作ることが出来ます。
ツインフックにも使えますし、このようにセットしたら、通常の熱収縮チューブと一緒に、熱湯で茹でるだけです。
あらかじめ、チューブの長さを決まった長さにカットしておくだけで、狙った長さのアシストフックを簡単に作れるのも嬉しい特徴です。
もちろん、ハリのお陰でジグ絡みなどのトラブルは激減しますし、フロロ芯を入れるのが苦手な方や、長さの調整が苦手な方にもオススメのチューブです♪
ライン強化チューブと結びだけで簡単に自作出来る「最強アシストフック」の作り方
では、本題のライン強化チューブと結びだけで簡単に作れる「最強アシストフック」の作り方をご紹介したいと思います。
まず、シーハンターやザイロンXを28cmぐらいでカットします。
28cmは長めですが、後で結ぶ時に楽ですし、色々な長さのアシストフックに対応できる長さなので、まずは28cmでカットしてみてください♪
溶接リングを通して、このように持ちます。
左から来ている端糸を上にのせるのですが、こちらを短めに持つのがおすすめです。
長めの端糸を、溶接リングにこのように通します。
溶接リングを抜けた端糸を上から折り返します。※必ず上に折り返してください。下は駄目です♪
出来た輪っかの中に端糸を上から通します。
端糸2本を右手、溶接リングを左手にこのように持ちます。
※最初短くして持っておいたので、長さが揃いやすいです。
リングを抑えて、端糸を引っ張ることでこのように締まっていきます。
ある程度締まりましたら、片方ずつ引っ張って長さを揃えながら締め込んでいきます。
交互にちょっとずつ引っ張るのがおすすめです。
締め込みツールがあると小さなリングにも引っ掛けられて大変便利です♪
これで溶接リングの取り付けの完了です。
ライン強化チューブをカットします。2cm,3cm,4cmと1cm単位であらかじめカットしておくのがおすすめです。
※60cmにした理由は、このよく使う(2cm,3cm,4cm)がどれも割り切れる為です。もちろん、少し(1cm前後)多めにしていますのできっちり取れると思います♪
ちなみに、使う材料のサイズなどは、チューブのページに一覧表でまとめてあります♪
同じように作り方も掲載してありますので、お気に入りなどに登録しておいていただけると大変便利です♪
チューブをラインに通します。※3cmが一番多用しますので、初めての方はまず3cmで切ったものを使ってみてください♪
しっかりと結び目まで被せます。これ結構重要です。※後で理由は説明します。
管付きフックの穴(アイ)に、「上」から通して、アイにチューブが当たるまで差し込みます。
フックは、幻(まぼろし)の管付きタイプが、非常に貫通性が高く強度が強いのでおすすめです♪
管付きを使うことで、抜けない非常に強いアシストフックになります。
結びは非常に簡単です。チューブがアイにあたった状態で、このように折り返して輪っかを作ります。
あとは、軸に巻きつけて、端糸を穴に通すだけです。
締め込むときは、結び目をアイに押し付けるようにすると、チューブがアイから離れずに締め込めます。
このように、結び目をしっかりアイに押し付けながら、プライヤーなどで片方ずつ端糸を引っ張って締め込んでください。
結び目がしっかり締まりましたら、締込みツールなどで引っ張って締め込みます。
この時に少し、ラインが引かれてチューブがアイから離れます。チューブの端がアイの上ぐらいにくると思います。
念の為、端糸を片方ずつ、もう一回締め込むのがおすすめです。
端糸を1cmぐらい残してカットします。
熱収縮チューブをカットします。 こちらも2cmぐらいで予めカットしておくと速く作れます♪
熱収縮チューブを入れます。
スゴい収縮チューブは、柔軟性があるので、針の前から簡単に折り返して入れれるのでオススメです。
チューブを結び目の下まで入れます。
結び目まで被せたい方は、3cmぐらいにカットしておいて
チューブオープナーで予め結び目分を広げておくと楽です♪
上の透明の「ライン強化チューブ」ですが、チューブを移動してアイに被せると、フックが固定され、溶接リング(結び目の根元)で折り返されるようになり、少しフレキシブルに動くようになります。
逆にアイに被せずに、そのまま結び目に被せた状態にしておくと、しっかり固定されフックの部分でフレキシブルに動きます。
これは、一度どちらともお試しください♪非常に好みが分かれるところだと思います♪
この状態で、まとめて作っておいて
まとめて、沸騰したお湯で収縮させます。100℃を切ると収縮しきりませんので、必ずぐつぐつと沸騰させたところに入れてください。ラインは100℃でも強度は低下はなく大丈夫です。
これで完成です♪なれると1時間ぐらいでこのぐらい作れるようになります♪
沢山作って、マイボートに持っていって、同船者の方に使ってもらっていますが「コレいいね!頂戴♪」と持って帰られていますので、すぐに無くなります♪
ちなみにニードルとセキ糸で作る時に「ライン強化チューブ」を被せる場合は
チューブを通してから、フックを貫通させるのですが、位置は0.5cmほどチューブの下がおすすめです♪
フロロ芯なしで、簡単にハリのあるフックを作れますので、ニードル(セキ糸)派の方も是非お試しください♪
セキ糸で作る場合は、幻(まぼろし)の「叩きタイプ」がおすすめです♪
セキ糸で作る場合も、「ライン強化チューブ」のページ↓に材料のサイズ一覧をまとめてありますので、是非参考にしていただけたら幸いです♪
※200m在庫しておりますが、本日または明日は足らなくなるかもしれません。メーカーに在庫がなくなることもありますので、無くなった場合お時間を頂く場合がございます。お待たせした場合、大変申し訳ありません。
いつも最後までご覧いただき、また沢山のご注文ありがとうございます!
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