おはようございます、しょうへいです。
先日紹介しました「往復させないPRノット」。かなり便利な方法です♪
しかし、往復させないということは、その分摩擦力はどうなるのでしょうか!?
どれだけ回転させれば強度がでるのか、実際に試してみました。
どのくらいのぐるぐるで強度がでるの!?「往復させないPRノット」
中村豪さんが紹介されていた「往復させないPRノットです」。
PRノットといえば、ぐるぐるを往復させていましたが、往復させないことで、いろいろなメリットがありました。
ただ、往路はぐるぐる巻きにしていませんので、回数は減っています。摩擦力はどうなっているのでしょうか!?
以前、PRノットの巻き回数については検証したことがあります。
噂の検証②「PRノット」の巻きつけ回数の違いによる強度テストもやってみた!
古いPEラインを使った結果なのですが、40回転くらいから強度が出ています。
(もう4年も前のことで自分でびっくりしています)
先日のご紹介した通り、往復させない方法でPRノットを結びます。
PEは2号、リーダーはフロロカーボンの8号です。
前回と同様、20回ぐるぐるすると1㎝ほどの長さになります。
PEラインが細ければもっと短くなりますし、PEが太くなればもっと長くなります。
解説動画では焼きコブを作っていますが、今回は焼きコブを作らずに検証します。
焼きコブがあればストッパーになって抜けにくくなりますが、回転数での比較が知りたいのであえて作りませんでした。
PRノットの巻き付けのあとは、ハーフヒッチを1セット(上1回・下1回)して解れないようにだけしておきます。
PRノットの巻き回数で強度はどうなった!?
今回は3回づつやった平均値を掲載します。
巻きつけ回数 | 巻きつけた長さ | 切れた負荷(Kg) | 切れた箇所 | 結束強度 |
20回 | 1cm | 3 | すっぽ抜け | 27% |
30回 | 1.5cm | 6 | すっぽ抜け | 55% |
40回 | 2cm | 10.2 | ノット内で破断 | 93% |
50回 | 2.5cm | 11 | ライン高切れ | 100% |
往復ぐるぐるのときとさほど変わりませんが、間違いなく100%の強度がでるのは50回ぐらいからのようです。
やはり回転数が少ないとすっぽ抜けるようです。
40回のときは、抜けるわけではありませんが、ノットが滑ってノット内部でPEラインが切れることがありました。
50回以上の時は100%の力がでました。
PRノットを往復させずに結ぶ時は、少し多めに50回以上巻いてみてください。
焼きコブがあると、また結果が変わってくるかもしれないので、また試してみたいと思います♪
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丸岡しょうへい
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