おはようございます、しょうへいです。
オフショアのジギングに行く服装は何を優先するかにより変わってくるかと思います。
それに季節により厚着だったり軽装だったりさまざまです。
「ビブパンツ」と呼ばれるスタイルはこれまで「動きにくそう」と敬遠してたのですが、実際に使ってみたところ、思っている以上に快適に過ごせました。
鉄壁の濡れなさ汚れなさ!透湿フィルム3層S-DRY「ビブパンツ」
ビブパンツとは、胸当てとサスペンダーがついたボトムのことです。
胸の高さくらいまであるズボンということですね。
サンラインの「S-DRYビブパンツ」という去年発売のビブパンツを選んでみました。
ボートフィッシング向けに開発されていて、透湿フィルム3層S-DRYの防水透湿素材が使用されたパンツです。
耐水圧:15,000mmH2O以上・透湿度:8,000g/㎡ 24hというスペックだそうです。
これがどういった数値かと申しますと、耐水圧は生地の上に1cm四方の筒を置いてその中に水を入れたとき、水が生地の裏側に染み出してきた時の数値が耐水圧です。
つまりこの「S-DRYビブパンツ」は15,000mm=15m、15mまでの高さの水に耐えられるということになります。
普通の傘の耐水圧は250mm程度らしいですので、かなりの数値です。目安でいえば大雨にも耐えられるくらいだそうです。
ではなぜこんなに高い数値なのかというと、それは濡れた座席に座った時に圧力がかかるからです。
- 75kgの人が、濡れた座席に座ったときの圧力が約2,000mm
- 75kgの人が濡れた場所へ膝をついたときの圧力が約11,000mm
とされています。そしてこれはどちらも釣りではよくあるシチュエーションです。
こういたときにピンポイントで濡れたりしないように「S-DRYビブパンツ」は耐水圧:15,000mmH2O以上というスペックを持っているということになります。
この耐水圧のスペックを上げていくとこんどは透湿度が低くなり不快になります。
透湿度とは24時間で、どれだけの水分を通したかという数値です。
「S-DRYビブパンツ」の8,000g/㎡ 24hであれば、1㎡あたり1日で8,000g(8kg)の水を通すという意味です。
だいたいではありますが、雨具としては蒸れにくいとされる目安の数値です。
ということで、座っても膝をついても浸水せず、蒸れにくいバランスのスペックとなっているということがわかります。
前置きが長くなってしまいましたが、春になりましたので実際に着てオフショアの釣りに数回でかけました。
まず動きにくそうというイメージがありましたが、これは慣れでした。
最初は違和感がありましたが、慣れてしまえばどうということはなく普通に釣りができます、丹後ジャークだってへっちゃらです。
サスペンドタイプになっていてズリ落ちることがないので、むしろ激しく動くオフショアジギングやキャスティングには良いかもしれません。
この日は青物が釣れ、かなりの数の魚を濡れたデッキに膝をついてシメたり洗ったりしましたが全く浸水はありませんでした。
ありがちなお尻が湿る、膝だけ塗れるということがなく快適です。
私が今回購入したビブパンツは黒色なのでわかりにくいですが、カーキのほうはお尻と膝のところが2重になっていることがわかります。写真の黒い部分は2重になっているのです。
十分な耐水圧を持っていながら2重になっているので、染み込んで濡れる心配が少ないのです。
胸にはファスナーのポケットが1つ。
ファスナー式なので大事なものを入れるのによさそうです。
そして太ももあたりに大型のポケットが左右1つづつついています。
例えばでリーダーのスプールを入れてみましたがめちゃくちゃ余裕です、小さいケースなら入るくらいの容量があります。
この日は暖かかったので、ビブパンツにTシャツの組み合わせですが、レインウェアを組み合わせてもよさそうですし、もっと暑くなればラッシュガードなどを着たりします。
ボトムのこの下はステテコ履きですが、ジャージ等好きな衣類で温度を調節できるというメリットはあります。
さすがに夏は暑いかもしれませんが、夜のイカ釣りなどは汚れやすいので良いかもしれません。
なによりも鉄壁の耐水性能に自由な衣類の組み合わせは快適です。
オフショアにビブパンツはかなり「オススメ」のアイテムだと思います。
サンラインのS-DRYビブパンツは、S〜4Lまでとサイズの種類も豊富です。
レインウェアの下だけ、少し良くしたいなどいう場合にピッタリのアイテムだと思います。
もし試着できる釣具店などで見かけましたら、試着してみてください♪
サンライン S-DRYビブパンツ
https://fishing.sunline.co.jp/goods/23599/
ジギング魂 公式ストア(最近発売の商品)
関連記事
丸岡しょうへい
最新記事 by 丸岡しょうへい (全て見る)
- ライト感覚で使える電動ジギングロッド!?新発売「オーシャントルクYT電動」レビュー! - 2023年9月26日
- HVソールじゃなくてもグリップ十分!? 「ラジアルデッキフィットサンダル」レビュー - 2023年7月18日
- これ画期的!絡まないタックルケース Jackson(ジャクソン)「剣山」レビュー - 2023年7月11日