鈍ったフックは「フックシャープナー」どこまで復活するのか実験してみた!

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おはようございます、しょうへいです。

前回、針先が鈍ったフックと、針先が鋭いフックでどのくらいフッキングに差がでるのかを実験してみました。

かなりの差がでましたが、鈍ってしまったフックをシャープナーで研いで使うという方もいるのではないでしょうか!?

今回は、フックシャープナーで研いでどこまで復活するのか、試してみました。

フックシャープナーで針先を研いでみる

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前回刺さりの悪かった鈍ったほうのフックを研いでみました。(ラインが黒く塗られているのは目印のためです)

使ったのはオーナー針から発売されている「フックシャープナー」です。

荒研ぎと仕上げがリバーシブルになっているので1つで2つの研ぎができます。

針先の曲がりの修正やカーブ針やストレート針でも研ぐことができる工夫がされているシャープナーですので、とても重宝しています。

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針先が鈍っているほうのフックは、かなり針先が丸くなっていたので研ぐのに苦労しました。

荒仕上げのほうで形を作り、仕上げの面でできるかぎり尖らせるようにしてみましたが、フックが硬く苦労しました。

できるところまでやってみましたが、コーティングが剥げて針先も短くなってしまいました。

写真の右が研ぎなおしたほうのフックで、左がほぼ新品のフックです。

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なんとか爪に針先が食いついてキズがつく程度には研ぎましたので、この状態で実験してみます。

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実験は前回同様、こちらのダンボールを重ねてテープを貼ったフッキング計測マシーン(笑)に針を刺して計測します。

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デジタルスケールをつけて引っ張ってみて、何kgくらいの力でフッキングするかを確かめます。

DSCF0095[1]

このようにカエシまで刺さったときの力を図ります。

前回の実験で、

針先がピンピンのもの:1.3kgほどでカエシに到達
針先が鈍っているもの:2kgほどでカエシに到達

ということは分かっています、研ぎなおしたものはどのくらいになるのでしょうか!?

シャープナーで研ぎなおしたフックのフッキング力は!?

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10回ほど、刺しては測りを繰り返してだいたいの平均をとってみました。

針先を研ぎなおしたフック:1.6kgほどでカエシに到達。

という結果になりました。

針先がピンピンのもの:1.3kgほどでカエシに到達
針先が鈍っているもの:2kgほどでカエシに到達

と並べて比べてみると、新品ほどではないにしても多少はマシといった結果がでました。

やはりフックを刺して引っ張ったときに少し抵抗があるかな?と感じました。

またコーティングが剥げてしまったのでこのフックはもう長持ちはしないでしょう。

フックシャープナーでフックを研ぎなおすときは、緊急時、もしくは針先が完全に丸くなる前のまだ軽症のうちが良いのかもしれませんね。

針先が少し曲がってしまったときや、根係を外して少しだけ針先がつぶれてしまった時などは有効そうです。

針先が完全に丸くなってしまったフックは、思い切って交換!が良いかと思います。

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  1. 市販のフックシャープナーは何れも削れすぎるので、僕は耐水ペーパーの1000番を10x3センチくらいに切って両面テープで裏表貼りあわせて使ってます。貼り合わせるとペパーに張りがでて使いやすいので・・・水や唾液で湿らせて砥石の様に使っています。

  2. 私は研ぎながら使っているので、とても参考になりました。ありがとうございます。
    もし、可能でしたら、ダイワのサクサスやがまかつのナノスムースコートなどのフッ素コートされたフックと通常のフックとでどれくらいの差が出るかをお願いしますm(_ _)m

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