おはようございます、しょうへいです。
みなさーん、フックはどのくらいの頻度で交換していますか!?
前回インチクのフックを交換した記事で、ダブルのフックの片方はピンピンで片方だけが鈍っていることに気付きました。
針先の違はどのくらい刺さりに影響するのでしょうか!? 実験で確かめてみました。
フックの刺さりチェッカーの作成
こちら、ダブル状態になっているフックです。片方の針は魚を掛けたことがないのでピンピンのままでしたが、片方は魚を掛けたことがあるので少し鈍っていました。
このように爪に立てたときに、片方は引っかかり爪にキズが入りますが、片方は針先が丸く、爪に針がかからないくらい鈍っていました。
針先が鋭いほうが、魚の口に入ったときの引っ掛かりが違うということは明確だと思いますが、
実際にフッキングにどのくらい影響を与えるのでしょうか!?
というわけで実験装置を作ってみました。ダンボールを重ねてガムテープで留めただけのものです。
ガムテープは布ガムテープを使い、魚の皮膚の部分を模しています。
せっかくなので魚の顔も描いておきましょう(笑)
このガムテープの部分に針をかけて刺さりをチェックします。
フックの先にデジタルスケールをつけて、どの位の力がフッキングに必要かを調べてみることにします。
このように、カエシ部分まで刺さったらフッキング成功ということにしています。
同じ種類、同じ大きさ、同じコーティングの針です。違いは針先。どのくらい違いがでるのでしょうか!?
どの位差が出たのか!?実験結果は!?
手でひっぱって目視で数値を測るので誤差が少なからず出ます。
魚の口が穴だらけになるまで何度も試してみました。
だいたい平均して
針先がピンピンのもの:1.3kgほどでカエシに到達
針先が鈍っているもの:2kgほどでカエシに到達
という結果になりました。
ダンボールが層になっているので、カエシ部分まで指すにはダンボールの壁を何度か突き通す必要があります。
針先がピンピンのものは、するするーっと力を入れるとカエシまで刺さっていきました。
一方、針先が鈍っているものは、ダンボールの層を超えるたびに引っかかりのようなものを感じました。
700gの差とはなりましたが、パーセントで言えば65%の差になります。
もっと太い軸の針や、口の堅い魚が相手の場合、フッキング成功率に違いが出てくるかもしれません。
針先がひかからなくなるくらい鈍ってきたら、即交換!がいいのかもしれませんね。
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丸岡しょうへい
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とても参考になりました。ありがとうございます。
私はシャープナーでフックが爪に立つように研ぎながらフックを使い続けています。
新品未使用でも針先が鈍っているものがあるので、巻く前に必ずチェック入れてます。
希に袋の中ほぼ全滅と言うのがありますが、そう言うのに当たると、泣きたくなりますね。