おはようございます。
先日ですが、ジギングロッドを出しているメーカーの一覧をご紹介しました。
合計60社のメーカーがあったのですが、ジギングロッドの現物を見たことのないメーカーもあり、特徴すら知らないモデルを出しているメーカーもありました。
今回から、たまにですが各メーカージギングロッドのモデルをひとつずつご紹介する新シリーズをやってみたいと思います。
最終的には、全メーカーのジギングロッド全モデルのデーターベースが作れたらいいな〜って思ってます。
今回は、TENRYU(テンリュウ)のジギングロッドのフラッグシップモデルであるJIG-ZAM Dragg Force(ジグザム ドラッグフォース)をご紹介したいと思います。
TENRYU(テンリュウ) JIG-ZAM Dragg Force(ジグザム ドラッグフォース)
TYENRY(テンリュウ)からは、沢山のジギングロッドのモデルが発売されていますが、JIG-ZAM Dragg Force(ドラッグフォース)は、ジギングロッドのフラッグシップモデルです。
2017年現在、スピニングモデルが6種類、ベイトモデルの3種類の合計9モデルが発売されていて、色々なシーンで使える、ジギングロッドです。
最大の特徴は、C・N・T(カーボンナノチューブ)と呼ばれる、新次元の素材が使われていることです。
C・N・T(カーボンナノチューブ)とは、鋼鉄の数十倍の強度をもち、どれだけ曲げても折れないしなやかさをもった炭素の新素材です。
スピニング6モデルは、カーボン素材をベースに、ベイトの3モデルはグラス素材をベースにC・N・Tを配合して作られていますので、スピニングモデルとベイトモデルは全くの別物です。
カーボン素材にC・N・Tを配合したスピニングモデル
まずは、スピニングモデルからご紹介しますが、一番ライトであるJDF621S-2/3はかなり柔らかめのロッドで、ジグを飛ばしたくない場合や、小さなジグでジギングをする場合に最適です。
2/3に続いて、3番(JDF621S-3)〜8番(JDF5101S-8)までのモデルがあり、3番は近海、4番(近海・遠征)、5番(遠征)といった感じで使えます。6番と8番はドテラ流し専用設計ですので、スパンカーを使わない九州玄界灘の釣りや潮の速い南国の遠征などにもオススメです。
私は、4番と5番を使っていますが、4番は近海(福井県三国)でブリ、メジロ(ワラサ)、5番は遠征(九州や南国)のヒラマサやカンパチに使っています。
ロッドウェイト が、2/3で(211g)、3(217g)、4(224g)、遠征に使う5番でも235gと非常に軽量です。
2/3 、3、4番などはグリップが非常に細く、ライトな感じで使える、かなり扱いやすいロッドです。
C・N・Tを纏った新次元ジギングシリーズ
求めたモノは潮流やジグの動きを感じ取れる「感度」とジグを様々なメソッドで操れる 「操作性」。そしてターゲットをの突っ込みを止め、浮かせる「パワー」です。新素材「C・N・T」を採用した結果、高感度でありながら驚異的な粘りと強度を実現。
どのモデルも、ロッドコンセプトの通り、粘りと強度を感じるロッドで、大型の魚が掛かってもかなり安心してやり取りの出来るロッドです。釣具店で曲げてもらえばお分かりいただけると思いますが、人間への負担がかなり少ないロッドです。
グラス素材にC・N・Tを配合したベイトモデル
ベイトモデルは、グラス素材をメインに使ったロッドですので、全くの別物です。
グラス素材のロッドを使ったことがある方はお分かりいただけると思いますが、かなりの粘りのあるロッドで、かなり曲がります。魚が掛かっても「折れそう」と言う感覚はまったくありません。泳がせなどのエサ釣りにも使えそうな感じのロッドです。
昨年の末あたりに7番のJDF561B-G7を与那国島の遠征用に購入しましたが、20kg級のイソマグロが掛かりましたが、脅威の粘りで水深300mからも負荷が少なく、グイグイ浮かせてくれました。
5.6ftと短いので飛行機での遠征の荷物問題もなく、またジグのMAX WTが400gとかなりのジグがしゃくれるます。このクラスのジギングロッドを出しているメーカーは少ないので、南国の遠征にはかなり重宝しています。
各モデルのスペック
MODEL | TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | ACTION | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
Best (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
TIP DIA (mm) |
BUTT DIA (mm) |
ROD WT (g) |
CARBON /GLASS (%) |
PRICE |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JDF621S-2/3 | S | 1.88[6’2″] | 1 | RS | 188 | MAX150 | 100 | MAX35 | 42770 | 5 | 495 | 2 | 9.2 | 211 | 86/14 | 46000 |
JDF621S-3 | S | 1.88[6’2″] | 1 | F | 188 | MAX150 | 100 | MAX40 | 42770 | 6 | 495 | 2.2 | 9.4 | 217 | 86/14 | 47000 |
JDF621S-4 | S | 1.88[6’2″] | 1 | F | 188 | MAX180 | 130 | MAX50 | 42770 | 8 | 495 | 2.2 | 10 | 224 | 86/14 | 50000 |
JDF621S-5 | S | 1.88[6’2″] | 1 | F | 188 | MAX200 | 150 | MAX60 | 2.5-5 | 10 | 495 | 2.4 | 10.6 | 235 | 86/14 | 53000 |
JDF5101S-6 | S | 1.78[5’10”] | 1 | F | 178 | DOTERA MAX230 | DOTERA 180 | MAX60 | 42799 | 10 | 495 | 2.8 | 11 | 245 | 86/14 | 47500 |
JDF5101S-8 | S | 1.78[5’10”] | 1 | F | 178 | DOTERA MAX330 | DOTERA 230 | MAX80 | 42799 | 12 | 495 | 3 | 11 | 249 | 86/14 | 49000 |
JDF581B-G5 | B | 1.72[5’8″] | 1 | RF | 172 | MAX 200 | – | MAX60 | 2.5-4 | 10 | 400 | 2 | 10.8 | 238 | 1/99 | 48000 |
JDF581B-G6 | B | 1.72[5’8″] | 1 | RF | 172 | MAX 300 | – | MAX60 | 42799 | 10 | 400 | 2.4 | 11.4 | 251 | 1/99 | 50000 |
JDF561B-G7 | B | 1.68[5’6″] | 1 | RF | 168 | MAX 400 | – | MAX80 | 42800 | 12 | 400 | 2.4 | 11.6 | 262 | 1/99 | 52000 |
ドラッグフォースまとめ
最後に、簡単にTENRYU(テンリュウ)のドラッグフォースについてまとめますと
- テンリュウのジギングロッドのフラッグシップモデル
- かなり軽量
- 新次元素材カーボンナノチューブ(C・N・T)を配合した粘りのあるロッド
- 魚が掛かってから安心してやり取りできる
- 人への負担が少ない
- ライトからヘビーまで9モデルがある
- スピニングモデルとベイトモデルは別物
- ベイトはグラス素材ベース
- 南国の遠征に向いているモデルがある
こんな感じでしょうか?
最後に、ドラッグフォースを使っている方がいらっしゃいましたらコメント欄に使用感など感想を頂けたら、購入検討している方への参考になると思いますので嬉しいです。
TENRYU(テンリュウ) JIG-ZAM Dragg Force(ジグザム ドラッグフォース)
http://fishing.tenryu-magna.com/offshore/jig-zam_draggforce.html
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しょうへいです。
ドテラモデルのJDF5101S-6を使っています。とても大好きな竿です。
その名の通り、ドテラ流しで使っています。
特にアルミ等の軽比重ジグを付けることが多いですね。
アルミジグをナナメに100mほど流すときには大きく竿を振りかぶるようにジャークします。
その時に5f11と短いので振りぬきやすく、振りぬいた分はランクの持つ復元力でちゃんとジグを飛ばしてくれます。
長い竿に比べ抜群に楽で、操作もしやすい竿なのでお気に入りです。
使いドコロさえ見極めればキメてくれる竿だと思っています。
JDF581B-G6を中深海用で使っています。 水深200~230m程のところで300~400gのジグを操るのですが、感度も良く合わせも入れ易いので大変重宝しています!
JDF621S/4を外房メインで使用しています。ティップの追従が、良いロッドです。全体的にしなやかさが強調されていますが、ドラグ強めで曲げてナンボの使い方でもいいと思います。