おはようございます、しょうへいです。

会長から、「朝のテレビで切り身を水洗いすると美味しくなるってやってたから試してみて～」と指令が飛んできました。

私は、これまで切り身を洗ったことはありません。

というかそもそも洗うものなの?という疑問も沸きました。

その証拠を調べつつ、実際に試してみました!!

なぜ魚の切り身を真水で洗うのか!?

真鯛の切り身です。

台風で釣りにはいけなかったので、買ってきたものです。。テヘっ

けっこう脂がのっててうまそうな真鯛ですね。そのままでも十分うまそうですが、3秒間真水で洗い流すことで、生臭さがとれてさらに美味しくなるそうです。

ちょっとネットで調べてみても、切り身を水洗いする人は少数派のようですね。

実は衛生的には水洗いしたほうが良いのは確かです。

海水中には腸炎ビブリオ菌という菌がいて、食中毒の原因となります。

この腸炎ビブリオ菌は、真水に弱いので水道水で洗い流すことができます。

釣ってきた魚はウロコを落としながら流水で洗い流すか、もしくは加熱処理することで安全に食べられます。

さらに調べると、「イワシは7回洗うと鯛になる」ということわざがあるようです、これは下ごしらえがいかに大事かと言う意味だそうです。

さて、肝心の切り身の水洗いですが、魚の生臭さの原因となる物質は「トリメチルアミン」という物質だそうです。

この「トリメチルアミン」は水に溶け易く、3秒洗い流すことで生臭さをとることができるそうです。

洗い流す時間は3秒より短くても、長くてもダメだそうで、3秒以下では生臭さがとれず、3秒以上では水っぽくなってしまうそうです。

同じ切り身を三等分して、「洗わないもの」「3秒洗ったもの」「10秒以上洗ったもの」の3つの刺身を作りました。

そして、洗った刺身はキッチンペーパーで綺麗に水気を拭き取ってから食べます。

主観での感想ですが、表面の余計な脂も一緒に落ちたような感覚がします。

切り身のまま臭いをかいで見ましたが、いまいちピンときません、やはり食べて確かめてみる必要がありあそうです。

3秒間、真水で洗った刺身は本当に美味いのか!?

「洗わないもの」「3秒洗ったもの」「10秒以上洗ったもの」の3つの刺身を用意しました。

私はどれが答えか知っているので、まずは何も知らない家族に黙って食べさせてみました。

「どれが一番生臭い」かという質問に対して、洗っていない切り身を選びました。

おお!?確かに効果があるようですね。

ついで、どれが一番おいしかったかという質問に対しては、3秒だけ洗ったものを指しました。

やはり3秒だけ洗ったものが一番美味しいようです。

私もそのあと試食してみましたが、確かに洗うことで生臭さが取れていました。

洗いすぎにものは水っぽくなってしまうことも確認できました。

特にこちらはスーパーで買ってきた切り身です、そのままでは少し独特の生臭さがあります。

wikipedia トリメチルアミン https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%B3

原因となっている「トリメチルアミン」という物質について調べてみましたが、確かに水に溶け易く、また魚が腐敗したときの匂いの原因の一つとされていました。

水で切り身を洗うということは理にかなっているようです!!

これから魚を料理するときに、是非お試しあれ!!です。