おはようございます、しょうへいです。
最近、ブレードジグなどでサワラを狙ったブレードジギングが流行っています。
サワラといえば、歯モノと呼ばれるほどするどい歯を持っています。
リーダーの先に太いラインを結んで対策するという先糸結びという方法があるのですが、こちらも、どの結び方が強いのか実験をしていました。
久しぶりにリーダー同士の結束を、ストロングノットで試してみたいと思います。
簡単で覚えやすい!ストロングノット
ストロングノットは別名「三原結び」とも呼ばれる結び方です。
糸を重ねて巻き付けて、さらに端糸を巻き付けるというやり方です。
最終的にはこんな感じでしょうか(絵が下手ですいません笑)
糸同士をぐるぐる巻きつけるだけのノットですので一回やってみると非常に簡単なノットです。
接続するほうのリーダーをくぐらせたりしなくて済むので、先糸が長くなっても結びやすいのは良いところですね。
ところで気になることがあります。
調べてみると、どうも「6号以下のラインに向いている」そうなのです。
ジギング魂のリーダー同士の結束テストは、フロロカーボンの8号と6号で試しています。
太いラインでも大丈夫なのでしょうか!?
確かに締め込むときすこし抵抗を感じますが…?
フロロカーボンの8号(30lb・13.6kg)と6号(22lb・10kg)でテストしてみます。
結束したラインをドラグチェッカーに挟み切れるまで引っ張ります。
細いほうの10kgを100%として、率で計算してみます。
ストロングノットの結果は!?
8号(30lb・13.6kg)+6号(22lb・10kg)で5回試してみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 7 | 70% |
2 | 6.75 | 68% |
3 | 6.5 | 65% |
4 | 6 | 60% |
5 | 6.5 | 65% |
平均 | 6.55 | 66% |
う~ん。かなりバラけました。
上手くいったりいかなかったりします。
私自身、この結び方をやってみるのは初めてですので、慎重に結んでみたりしても、太いラインではどうしても途中でひっかかりを感じます。
切れる時も、弱いときはすっぽ抜ける感じで上手く締め込めていない感じがします。
やはり細いライン向けなのでしょうか!?
6号(22lb・10kg)+4号(16lb7.2kg)で試してみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 6 | 83% |
2 | 5.75 | 80% |
3 | 5.75 | 80% |
4 | 6 | 83% |
5 | 5.75 | 80% |
平均 | 5.85 | 81% |
おおっ!?
確かに安定して80%を超えてきます。これならドラグの範囲内で十分だと言えると思います。
結んでみても、明らかに締め込みがしやすく、作ったノットものときよりもキレイに見えます。
ストロングノット、非常に気になる名前ですので試してみましたが、タチウオなどで先糸に10号以上結ぶ場合はあまり向いてなさそうです。
6号以下で先糸を組む場合があれば、非常に簡単でおすすめですので、機会があればお試しください♪