おはようございます。会長です。
「ヒラマサキャスティング」って好きですか?
私はジギングでヒラマサを狙うのも好きなのですが、キャスティングでヒラマサを狙うのも大好きで、地元ではマイボートでキャスティングしたり、石川県の輪島に年に数回と九州(玄界灘)にも年に2,3回遠征しています。
昨年の8月にMaria(YAMASHITA)さんがYoutubeに、ヒラマサキャスティングの攻略動画「サンライズ田代船長直伝!九州・玄界灘ヒラマサ攻略」を公開されました。
Mariaのスタッフの方がサンライズの田代船長に質問する形式の動画なのですが、ヒラマサキャスティングのレベルが確実にアップしそうな素晴らしい内容が多かったので、何回も何回も見ています。
今回、内容をスクリーンショットで撮りながら、わかりやすく記事としてまとめてみましたので是非ご覧ください。ヒラマサキャスティングのレベルがアップすること間違いなしですよ♪
※Mariaの方に許可を貰っております。
サンライズって?田代船長って?
ヒラマサキャスティングをされる方で知らない方は少ないとは思いますが、「サンライズ」というのは、九州の佐賀県呼子町で予約の取れない船で有名な遊漁船の名前です。※船名は「新海」
2年先まで予約が入っているとか?
そのサンライズの船長がカリスマ船長で有名な「田代船長」。
その田代船長が特にこだわって追い求めている魚が、キャスティングで狙う「ヒラマサ」で、MariaさんがYoutubeに公開した「サンライズ田代船長直伝!九州・玄界灘ヒラマサ攻略」では、普段聞くことのできない、ヒラマサキャスティングの攻略法が詰まっています。
スクリーンショット(静止画)を取りながら、大事なところをまとめて見ましたので、ぜひご覧ください♪
初夏〜秋に掛けての玄界灘ヒラマサ攻略について(ルアーのサイズやタイプのアドバイス)
まず動画では、ルアーのサイズやタイプについてのアドバイスから始まりました。
初夏から秋シーズンのベイトといえば「トビウオ」。8月にはいると30cmぐらいの「シイラ」がベイトになるようで、秋に近づくにつれてどんどん大きくなっていきます。場所によっては「アジ」もベイトで、9月は「サヨリ」や「カマス」なども偏食するそうです。
マッチザベイトはテッパンの考えで、ポイントごとに何のベイトを捕食しているかを船長に確認するといいそうです。
ベイトに合わせた動き(アクション)をさせることが大事で、速めの動きに反応がいいのか?ゆっくりめの動きに反応がいいのか?早くパターンを読み取ることが、よい釣果に繋がるそうです。
ナブラがバンバン出ている時は、割と早い動きで喰ってくるとのこと。
使うルアーのタイプは「ポッパー系」か「ダイビングペンシル」。
ポッパー系のルアーは渋い時に活性をあげたい場合に効果的だが、ヒラマサキャスティングの基本はやはりダイビングペンシルのようです。
玄界灘の場合、アピールの仕方を「バシャバシャ」させると集魚効果は高くルアーには寄ってくるけど、「シュッ」とUターンしてしまう場合があるそうです。
トビウオがベイトの場合は、水面下を泳ぐようにゆっくり動かすと
「シュッ」と寄って来て、完全にルアーを食いにくることが多いとか!
どちらのアクションが良いというよりも、使い分けが大事で、今日はどっちのアクションがいいのだろう?と探りながら釣りをするのが面白いとのことです。
小さいベイトを捕食しているけど魚が大きい場合は、使うラインが太くなるけどルアーが小さくなるので、飛距離がでず遠くに飛ばず不利になることが多いが、根までの距離などのアナウンスを聞きながら「飛距離を重視するのか、掛ける位置を重視するのか」自身で判断するのが大事だそうです。
シングルフックなど「フックセレクト」について
気になる「フックセレクト」について、Mariaのスタッフさんの
「近年ではトリプルフック以外に選択肢が増えたが、魚の活性によってフックセレクトを変えることは?」
の問いに対して、田代船長はこう答えられています。
活性によって「フックセレクト」を変えることもあるが、魚がしつこくバイトしてくる場合は、フックセレクトは関係ないと思う。
1日に1バイトとか2バイトなど数バイトのような時は、寄って来た魚が帰っていかない間にフッキングさせたい!できれば一発でのせたい。
そういう状況ではフックセッティングは重要で、何度もミスバイトしていると、魚も違和感を覚えて帰ってしまう。
ヒラマサが掛かるのは、フロントフックが8割以上と圧倒的に多く、シングルフックを使う場合、写真のようにフロントフックがルアーのボディに隠れるのはよくないそうです。
魚が喰うのは、ダイブしてルアーが泳いだ時じゃなくて、ダイブ後に浮き上がった時。その時に、フロントフックがどうなっているかが重要とのこと。
Mariaのスタッフさん曰く、Mariaから発売されている、楕円形のスプリットリング「ファイターズリング楕円」を使うと、フックとルアーの距離が離れるので、ペンシルとの馴染みは特に良くなるそうです。
私も最近使っていますが、楕円のおかげで必ず2重部分に力が掛かるので、かなり強いです。
先日、GTフィッシングの遠征中もずっと使っていましたが、太軸のフックが折れたり曲がったり、アイがGTの力で曲がって折れてしまったことがありましたが、楕円リングはピクリともしませんでした。以前、普通の円形の200lbのスプリットリングが伸びたことがありますが、安心して使えました。
楕円形の形状は、フック先までの長さがちょっとだけ長くなりますので、フロントフックがルアーボディに隠れるのを抑える効果もあるかもしれませんね。
ルアーのカラーリングについて
田代船長は「こんなルアーで釣れるの?というようなポップなカラー」のルアーで釣りをするのが好きだけど、お客様にオススメしているのはナチュラル系のカラーだそうですw
ただ、最近は「クリア系」を投げている人に喰ってくることが多いそうです。
カツオなどもクリアによく反応するといわれていましたが、確かに玄界灘でのカツオ狙いはクリア系のポッパーを使う方が圧倒的に多く感じます。
クリア系はシルエットを小さく見せれるのかもしれない。影ができないのでボワ〜っと見えるとか?
目だけにアタックしてくる?イカに見える?
いろいろな考察がありましたが、目立ちすぎてるのがいい時もあれば、目立たずというのがいい時もある。
とにかくクリアはよく釣れているとのこと。
私も、先日釣ったGTの10本中7本はクリアカラーで釣りましたので、クリアカラーがエースカラーになりつつあります♪ ルアーだと見切られないのか、違和感なく喰ってくるような気がします。
やはり、Mariaのラピード等の「樹脂系ルアー」でしかクリアカラーは作れません。ウッドにはないウリでもありますので、樹脂系のルアーを買う場合は、ナチュラル系とクリア系、まずはこの2本から揃えていきたいですね♪
時には短いキャストも有効!? ポイントの流し方と「点の釣り・線の釣り」
最後に、ポイントの流し方と攻め方について紹介がありました。
文章で説明するのは凄く難しいので、是非、動画を見ていただきたいのですが、簡単にまとめますと。
船長が「条件がいいですよ」という場合は、瀬に向かって風と潮が同じ方向に流れている状況で、船長は瀬を順々に輪切りして流していることが多い。
ドテラ(横向き)で、瀬に向かって船を流すのですが、お客さんはポイントを点で攻めていることが多いそうです。
潮や風が速く、2.5ノットぐらいで流れている場合、ルアーを引いてアクションさせても、ほとんどルアーの位置は変わっていない。
できれば「線の釣り」をしたいので、短いキャストで点を増やすことで「線の釣り」にすることも重要。ミヨシ(船首)やトモ(船尾)で投げている人に、2時や4時方向など「斜めに投げて」と言うのは斜めに引くことで、線の釣りが出来るからだそうです。
瀬の上のポイントなどでは、遠くに投げすぎないことも重要で、遠くに投げたら投げたで根ズレの確率も高くなる。できれば近場でかけて、魚が走った場合の余力を残しておいた方が良いそうです。
「潮の流れが速くてデカイ魚が出ている時」は、短いキャストで少しづつ攻めていくと、点を増やして、線の釣りになり、根ズレの可能性も減るので有効とのことです。
ただ、短いキャストはアクションが付けにくいので、より丁寧なアクションを心がけると、より釣果に繋がる可能性が高まるそうです♪
この「瀬の攻め方」については動画の方がわかりやすいと思いますので、是非動画をご覧ください♪
↓↓↓ 動画はこちら ↓↓↓
いかがでしたでしょうか?
九州の春マサ開幕まであと1ヶ月ちょっと! まだ動画を見ていない方は、せめて最後の方だけ見て見てください。※13分15秒あたり。
ヒラマサの「釣果アップ」間違いなしですよ♪
Yotubeへのリンクはこちら→「サンライズ田代船長直伝!九州・玄界灘ヒラマサ攻略」
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