おはようございます。会長です。
皆さん、アシストフックを自作する時に接着剤を使われると思いますが、セキ糸を巻いたあとに着けてます?
もしそうなら、どうもそれは間違いのようです。
タチウオ用のワイヤーアシストを作っていて間違いに気づいた
先日、タチウオ用のアシストフックの強度テストをしていた時の事です。
タチウオ用のアシストフックにはワイヤーを使うのですが、ワイヤーはフックに貫通させることが出来ないので、セキ糸だけである程度強度を出さなくてはなりません。
いろいろ実験していて最初は8kgぐらいで抜けていたのですが、最終的には25kgオーバーまで到達しました。
それ以上ありそうな感じでしたが、タチウオ用のフックは弱いので伸び切ってしまって計測できませんでした。
先週ぐらいに、アシストフックの強度実験したとき、アシストラインをフックに貫通させない場合、20kg前後で抜けてしまっていました。
いろいろな巻き方をしてみましたが、20kgぐらいが限界なようで、接着剤を使っても強度は変わりませんでした。
ただ、タチウオ用のワイヤーアシストフックは、25kgも出てしまいました。
その作り方を同じように前回のアシストフックに応用してみたら、なんと!38kgに到達。
2倍近い強度になりました。
その方法ですが、
まず適当に、フックに下巻きします。本当に適当でいいです。
あえて、くちゃくちゃにしました。
アシストラインをのせて、10回ほど仮止めします。
止まれば何回でも大丈夫です。
ここで、接着剤を塗ってしまいます。満遍なく塗ってください。下巻きにも塗ります。
そして、接着剤が液体の状態でセキ糸を巻いていきます。
それほど強くテンションは掛けなくて大丈夫です。
おすすめは、ダイソーの超速乾タイプです。
30秒ぐらいで固まってくるので、30回ほど巻いたら、また接着剤を塗って、常に液体の状態で巻いてください。
接着剤の中にセキ糸を入れる感じ。
接着剤で固まってほつれませんので、最後は結ばなくても、大丈夫です。
最後に表面に接着剤を塗って、しばらく待つか、硬化促進スプレーで固めてしまってください。
セキ糸を巻く回数も、あえて回数も50回ほどにしました。
以前は110回巻きましたが、20kg前後で抜けてしまっています。
接着剤を最後に塗っても、表面だけ固まって、強度アップにはならないようですが
今回のやり方なら、フックが曲がる30kgを超えて、38kgに到達、抜けるのではなく、バーン!と粉々に固まったセキ糸が砕け散ります。
セキ糸の摩擦力よりも、接着剤の接着力の方が勝るようで、50回しか巻いていないにも関わらず2倍近い強度になりました。
接着剤がセキ糸の中まで染み込めばいいのでしょうが、塗りながらセキ糸を巻いていくほうが確実に浸透した状態になりますので、こちらのほうが強度が確実に出るようです。
フックに巻いたセキ糸が固まることで、強度がアップするようですので、下巻もきっちり固めてフックに接着することも重要なようです。
ただ、セキ糸自体は、意外と適当に巻いても強度がしっかり出るようですよ♪
是非お試しあれ♪
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