「セキ糸でPRノット」をコンパクトに!100%強度も達成!その方法とは!?

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おはようございます、しょうへいです。

前回、セキ糸を使ってPRノットが作れれば、PEラインの切り詰めによる消費を抑えられるし、ボビンにPEラインを巻きつける手間がなくなるので、素早くなるのでは!?という記事を書きました。

素早く結べる!? PRノットをセキ糸で作る「セキ糸PRノット」を試してみた!

色々実験した結果、強度を出すには通常のPRノットの倍くらいの巻き付けが必要であるということがわかりました。

その記事をご覧いただいた読者の肩から、Facebookのコメントやメッセージで

「こうしたらどうか!?」というコメント(アドバイス)を頂きました。

いつもコメントありがとうございます、とても参考になります!

というわけで本日もいろいろ試してみました。

【実験その1】 PEラインを折りたたんで2重にしてやってみる

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前回の実験では、セキ糸PRノットは通常のPRノットの倍、100回転で6㎝ほどの長さが必要でした。

ちょっと長いですよね、バーチカルな釣りなら良いですが、やはりガイドなどに引っかかります。

ということで、これを何とか通常のPRノットと同じ、50回転2.5~3㎝ほどの長さで実現できないか実験してみます。

まずは1つめのアドバイスのPEラインを二つ折りにしてやってみます。

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右手に2つ折りにしたPEラインを持ってから~

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そこに左手にリーダーを持って添わせます。

一人で写真撮るのめちゃくちゃ難しいです(笑)

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さらに左手にセキ糸をつまんで、ここから回転させてPRノットを作ってみます。

目指すところである、50回転でやってみます。

同じPRノットの内部にPEラインが2つ入っていることになるので、少しは摩擦力が上がるのか!?

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各末端は、とりあえずハーフヒッチで仮止めしておきます。

またPE本線側は リーダー・PE本線・PE端糸 の3本のラインが出ますので、新FGノット2020のように交互ぐるぐる巻きで仕上げてみました。

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さらにもう1つ、前回は接着剤で固めてしまいましたが、ノットが硬いとエアノットになったりガイドに当たったりと不便ですので「結びにシュッ!」を使ってみました。

こちらも過去に実験したことがありますが、10%ほどの強度アップが見込まれます。

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いざいざ~と実験してみましたが、結果は4kgほどで、すっぽ抜けました。

う~ん、残念。

2つ折り作戦は失敗の模様です。

ちなみに、接着剤でガチガチに固めて、もう一度やってみましたが結果は同じでした。

【実験2】往復させてみる

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これまでのセキ糸PRノットは往復させておらず、片道で結んでいました。

アシストフックを作るときなどは往復させますよね、ということでこちらも往復させて密着力を高めてやろうという作戦です。

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50回転させたあと、さらに50回転で往復させて結びます。

トータルの回転数は多いですが、ノットそのものは短く仕上がります。

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たくさん回転させたし、これはイケるだろ~と思いきやこちらも結果はすっぽ抜け。

う~ん、2連敗です。

往復させる作戦も失敗しました。

実験3 ナイロンのセキ糸なら?

3

これまでのセキ糸PRノットは薄く巻けるように「ヴィーヴァス GSPスレッド」を使っていました。

こちらは組まれていないラインで、繊維が束なっているだけです。

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表面に凹凸がないからPEと噛み合わないのでは?

と思ったので、一旦ナイロンのセキ糸を使ってみました。

こちらはナイロンの糸が組まれていますので表面に凹凸があります。

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こちらは強度を図る以前に、そもそもセキ糸自体の強度が足りず、回転の途中に切れてしまいました。

ボビンホルダーごと飛んでいくので危ないです(笑)

ということでこちらの作戦も失敗でした。

【実験4】 PEラインを折り返して抜け防止にする

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50回巻き付けたあと、PEラインを折り返して、その上に折り返して50回巻き戻せば、抜け防止になりそうです。

PEラインの「本線側」を折り返すのか、「端糸側」を折り返すのか、どちらも試してみましたが「本線側」を折り返すほうが強度が出ました。

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毎度、へたくそな絵ですが、こんな感じです。

PEラインとリーダーを同じ方向に重ねて持ち、端糸側からセキ糸で50回巻いて、本線側を折り返して50回巻きました。

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巻き付ける時に、PEラインが少しだけ、ぐるぐるとリーダーに巻き付いてしまいますが、そのまま巻き付けます。

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こちらは11kgで。強度ほぼ100%を達成しました。
※PEラインは2号です。

やはりPEラインを折り返すことで抜け防止になるようです!!

ちなみに、PEの端糸側を折り返す方法では8kgくらいで抜けてしまいました。

「セキ糸でPRノット」を組むときに、ノットをなるべく短くしたい時は、PEを折り返すのが有効そうです。

皆様、コメントなどで様々なご意見をいただき、ありがとうございます、私一人で考えても限界がありますので、とても助かります。

今度、5号などでも試してみたり、しっかりとした完成形を作って、手順などをしっかりとまとめてみたいと思います♪

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