おはようございます、しょうへいです。
ノットのテストのリクエストをいただきました!
依頼いただいた方が発見したノットだそうで、イモムシノットを改良した「ミチムシノット」と名付けられていました。
なんと、リングに掛かっているラインが1本切れても抜けないノットだということですので、早速強度など実験してみました。
イモムシノットの改良版「ミチムシノット」の結び方
「ミチムシノット」は「イモムシノット」を、全てダブルラインにして結んだノットだそうです。
イモムシノットはリングに掛かっているラインが二重になりますが、「ミチムシノット」は折り畳んでダブルにしたラインで結ぶのでリングに四重に掛かることになります。
そのまま輪になっているほうの端糸でハーフヒッチを繰り返すことで「ミチムシノット」になるそうです。
「イモムシノット」のダブルバージョンですね。
見るからに頑丈そうに仕上がります、端糸はすべて短くカットしてしまって問題ないと思います。
コツはこちらのリングに掛かっている4本のラインが重なったり交差したりしないように結ぶことだそうです。
ノット対決では負けなしとのことですので、私の環境でも結んで強度を調べてみたいと思います。
ラインは50lb程度がいいそうで、それ以上は結びにくくなるそうです。
ハーフヒッチ回数は4セット(上4回、下4回)という条件で、ドラグチェッカーでどこまで耐えるのか試してみました。
「ミチムシノット」の耐力は!?
5回試してみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 13.5 | 99% |
2 | 14 | 103% |
3 | 13.5 | 99% |
4 | 14 | 103% |
5 | 14 | 103% |
平均 | 13.8 | 101% |
100%を超えてきました。
ラインの表示は13.5kgですが、「ポンドテスト表示」の商品を使っていますし、アナログメーターなので14㎏で切れることもありました。
ノットがゴツくて切るのが大変なくらいでした、確かに負けなしかもしれません。
ジギングですと抵抗が気になりますが、絶対に切られたくないキャスティングなどで活躍してくれるかもしれませんね。
また、切れたラインを観察すると確かにリングに掛かっている4本のラインのうち1本が切れているということがありました。
リングはカーブしています、そこに4本のラインがかかっていますので、ラインによってかかる負荷が違うのかもしれません。
しかし1本切れていても抜けることはなく、100%まで耐えますので安心してよさそうです♪
とことん頑丈に結びたい方にはオススメのノットです♪
リクエストありがとうございました♪
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丸岡しょうへい
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