おはようございます、しょうへいです。
先日実験しました、強度100%になるフリーノットですが、フリーになるループ部分を縮めてジギングに使っているという方もいらっしゃるそうです。
フリーノットはルアーが自由に動くという利点がありますが、ジギングで使うとなると感度等気になる部分もあります。
イモムシノットの取っ掛かりにすると便利ということですので、実際にやってみました。
フリーノットの別名はホーマーロードループノット!?
フリーノット 引用元:シーガー http://www.seaguar.ne.jp/knot/parts/parts_4.html
フリーノットは別名を「ホーマーロードループノット」とも呼ぶそうです。
前回の実験では、単純な結び方ながら編み込みと組み合わせることで100%の強度を発揮しました。
フリーノットなので、金属パーツとの間に隙間があるノットなのですが、これを縮めてサルカンやルアーに接するくらいに縮めて使っている方もいらっしゃるようです。
実際に結んでみました、わかりやすいように毛糸で結んでいます。
まずはリーダーを1回結びます。
リーダーをサルカンかルアーのアイに通します。
せっかくなので衝撃に強くなるかな?と思ったのでダブルで通してみました。
サルカンに通したラインを、最初に作った結び目に通します。
結び目を締めつつ、端糸を引っ張ってループを縮めます。
なるべくノットを濡らしておくと良いと思います。
そのままフリーノットの部分を金属に接するまで縮めていきます。
結び目が動かないように、片方のラインを張りながらハーフヒッチを掛けていきます。
イモムシノットの起点がホーマーロードになっているので、仮でホーマーロードイモムシノットと名前を付けました。
ハーフヒッチは4セット(上4回、下4回)で作っています。
ラインはフロロ8号(30lb)を用います。
ラインをドラグチェッカー15㎏モデルにかけて、何㎏で切れるのか試してみました。
気になる強度は!?
5回試してみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 13.5 | 99% |
2 | 13.5 | 99% |
3 | 13.5 | 99% |
4 | 12 | 88% |
5 | 13.5 | 99% |
平均 | 13.2 | 97% |
惜しくも97%となりましたが、十分ですね。
普通のイモムシノットに比べ、サルカンにジグやフックが付いていても、開始がしやすいのが良いところだと思います。
フリーノット単体のときは高切れすることもありましたが、今回はそのようなことはありませんでした。
切れるときはラインがぐちゃぐちゃになっていました。
引っ張るときにノットが金属部分に押し当てられるからでしょうか?
ハーフヒッチをするときにメインラインを張るのですが、そうするとループは広がる方向に動きます。
少しの隙間が原因かもしれません。もしくはサルカンにダブルで掛かっている部分がクロスしているのが原因かもしれません。
ちなみに、シングルで掛けた場合もやってみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 13.5 | 99% |
2 | 13.5 | 99% |
3 | 13.5 | 99% |
4 | 13.5 | 99% |
5 | 13.5 | 99% |
平均 | 13.5 | 99% |
こちらは安定した耐力を示しました。
どちらも十分強いので、どうしてもシングルで掛かるのが気になるのでしたらダブルでも良いかもしれません。
情報ありがとうございました、これからもいろいろ試してみたいと思います♪
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丸岡しょうへい
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