「MIDノット」の結び方と結束強度テスト実験

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DSC_0257[1]

おはようございます。しょうへいです。

ラインシステムの結束強度については、近い強度があることがわかっています。

ラインシステムの結束強度は以前実験したPRノットとFGノットの対決でPRノットがほぼ100%、FGノットが90%という結果がでていますが、2強のノットの結束強度から試してみたので他のラインシステムの強度はあまり深追いをしていませんでしたが、ほかのノットの強度も気になりましたので、今回は「MIDノット」の強度を測定してみました。

MIDノットの結び方

MIDノットは摩擦系のノットで、PRノットに近い形になりますが、ボビンなど道具が無くても結べるのが特徴です。

PEラインとリーダーラインの接続方法です。FGノットが編み付けに対して、巻き付け摩擦力を発生させるノットです。比較的簡単に作成でき、強力も出るノットです。FGノットと同じで、リーダーラインを結ばないのが特徴です。結びコブが小さいため、キャスティングの釣りに適しています。

006-2

(引用元 YGKよつあみhttp://yoz-ami.jp/line_knot/1328)

私はPRノット愛用者なので、MIDノットを結ぶのは初めてですので、動画で手順を確認してちょっと練習してから実験しました。

DSC_0260[1]

ハーフヒッチ時は、ライン保持が便利なので、「ノットアシスト2.0」に挟んでノットを作りました。

巻きつけ回数は20回、ハーフヒッチは5回(上下5セット)行いました。

※今回は、焼きコブ及び、PEに対してはハーフヒッチは行いませんでした。

DSC_0261[1]

できたノットのフロロカーボン部分にドラグチェッカーを挟み、切れるまで引っ張って何kgで切れるかを計測しました。

PEラインを2号(20lb・9kg)とフロロカーボン8号(30lb)で行いました。

MIDノットの結束強度テスト結果

5回計測いたしました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 7 78%
2 6.5 72%
3 7.5 83%
4 7 78%
5 6.5 72%
平均 6.9 77%

平均で約80%ほどの強度が得られました。

私はMIDノットは初めてですので、少し結果にバラツキがでてしまいました。

ボビンの力を使わず、手で締め込みながらラインを結び付けていくので、ちょっと熟練の技が必要なノットのようです。

DSC_0262[1]

一番強度が弱かった6.5kgのときはすっぽ抜けてしまいました。

フロロカーボンについている傷を見ると、PRノットのときに比べてラインが食い込んだ跡が少ないように見えます。

巻きつけをしっかり行うか、巻きつけ回数を増やして摩擦力を上げたほうがよさそうですね。

今回は「焼きコブ」などで滑り止めをしませんでしたが、焼きコブをつけるともう少し強度は上がりそうに感じました。

次回は、焼きコブありや巻きつけ回数を増やした実験もやってみたいと思います。

 

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  1. 摩擦系ノット(FGも)は、締め込むときに摩擦が発生する箇所を濡らさないと強度が落ちます。次回はぜひ濡らしてから締め込みを行ってください。また違った結果が出て面白いと思います。

  2. 私はラインツイスターと言う物を使って、ミッドノットを組んでいます。巻きつけの長さが自由に決めれるのでとても便利で、巻きつけも一瞬で終わるのでノットを完成させるまで短時間で出来ます。
    今回のお題は、私が愛用してるノットなので大変興味ありますが、結束強度結果はびっくりの値でした(^^;;
    http://hapyson.com/line/

  3. はじめまして。
    自分もMIDノットを愛用しています。
    巻き数は、行き20回、戻り25回、リーダーごとハーフヒッチ5回、PEのみハーフヒッチ5回でしています。
    はじめのころはよく、すっぽ抜けてたのですが、しっかり締めこめれば焼コブなしでも抜けることはなくなりました。
    個人的には戻りを5回多く巻くのがミソだと思ってます。

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