おはようございます。会長です。
最近、地元の福井県の三国沖でジギングをしてると、リーダーズタズタ、アシストフックもアシストラインから切られたりと、サワラ(サゴシ)が猛威を奮っています。
食べて美味しいので、居るのは歓迎なのですが、ラインを切るのはちょっと。
なんか良いフック無いかな〜と釣具屋さんに行ってみたら、がまかつが発売しているステンレスワイヤー内臓のアシストフックがありました。
次の釣行用に買ってみましたのでちょっとご紹介したいと思います。
ただ、紹介するのも面白くないので、どのくらい強度があるのか、ハサミで切断してみました。また、ワイヤー入りのアシストラインをどうやってフックに結んでいるのか気になり、根巻き部分を解剖してみましたので、そちらもご紹介したいと思います。
サワラ対策に!ステンレスワイヤー入りアシストフック筋鋼「すじがね」
がまかつから発売されている「筋鋼-すじがね-」は、サワラなど歯の鋭い魚からアシストラインを守ってくれる、ステンレスワイヤー内蔵のアシストフックです。正確に言えば、ステンレスワイヤー内蔵のアシストラインで作られたアシストフックです。
1本は袋の外に出してあるので、写真は袋に2本しか入っていませんが、一袋3本セットで定価700円とワイヤー入りにしてはそれほど高くありません。
ワイヤー入りといっても、カチカチではなくてしなやかなワイヤーが使われていますので、多少は曲がり、程よい硬さです。
サイズは、3/0,5/0,7/0の3種類で、比較的小さなフックですので、サワラやサゴシ、タチウオなど近海向きのサイズ展開です。
遠征などでよく釣れる凶暴な歯を持つイソマグロや、カンパチの大敵サメ、10kgを超える大型の沖サワラ等にはちょっと小さいかもしれません。
フックは、貫通性能が高いと評判の「シングルフック64 近海ミディアム」が使われていて、フックポイントがかなり鋭く、軸も細めですので、やわらかいロッドでも軽い合わせや向こう合わせで、深く刺さりそうです。
このフック、アシストラインにワイヤーが入っているお陰で、結ぶことが出来ないのか、溶接リング部分は2重に折って根巻きしてあります。
試しに、一つハサミで切断してみました。サワラの歯とハサミがどちらが鋭いのかわかりませんが、ワイヤーを切断できる高価なハサミを使うとスパッといくおそれがあるので、「サワラの歯=100円ショップのハサミ」で試してみました。
写真で、お伝えするのは難しいですが、ワイヤーが入っているお陰でアシストライン自体に張りがあって、滑って刃が入りづらく切りづらいです。
最初は2重に折ってある部分の片方が切れたのですが、もう一方を切るのに再度ハサミを入れ直して切るしかありませんでした。
通常のアシストラインよりは明らかに切りづらいですし、多分、切れないとまでは行かないと思いますが、サワラに一発で2本とも切られることはないと思われます。
切断部を少しめくってみると黒い細いワイヤーが出てきました。
このワイヤー入りのアシストラインをどうやって根巻きしているのか、圧縮チューブを切断してちょっと覗いてみます。
根巻き部分がちょっと変わっていて、他のアシストフックに比べて大きい(長い)です。
こちらが根巻き部分です。先っぽからワイヤーを2cmぐらい出して折り返してあります。
折り返しの上にも下にも根巻き糸が巻いてあるので、結んでなくても、この部分で強度が保たれているようです。なるほど。
近海ミディアムはVヘッドと呼ばれる、ギザギザのズレ防止が付いていますし、根巻き部分も長めにとってあります。また、接着剤みたいなもので補強もされていましたので、強度は安心そうです。
タチウオやサワラの他にも、青物にも十分耐えれそうですので、1セットタックルボックスに入れておいて、青物狙いでサワラにアシストラインを切られた時に筋鋼に交換するという使い方が良いかもしれませんね♪
がまかつアシストフック筋鋼-すじがね-
http://www.gamakatsu.co.jp/client/product/showDetail?itemCode=42240
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それこの前使ってみました。根掛かりにも強いです…(笑)