細いラインのサルカン結びは「パロマーノット最強説」を検証してみた!

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おはようございます、しょうへいです。

先日、細糸(フロロ4号)でジャンスイックSPというノットの強度を調べました。

記事を公開したあと、会長からライトラインにはパロマーノットが最適なのでは?という連絡を貰いました。

理由は、フィッシングショーで行われている「ノットコンテスト」のブースに訪れた時に、毎年、上位がパロマーノットだそうです。

ノットコンテストは12lb(3号)の細いリーダー(ハリス)を使って、サルカン結びの強度を測っています。

細いラインのサルカン結び「パロマーノット最強説」を検証してみました。

パロマーノットの結び方をおさらい

04_1

(引用元:シーガー http://www.seaguar.ne.jp/knot/harris/harris_4.html)

パロマーノットは金属パーツに掛かるラインがダブル、結束もダブルと抜けがなく強いノットです。

以前のパロマーノットのテストでは89%という平均強度が出ました。

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ルアーが長いと、ルアーを付けたまま結ぶのは少し難しいノットですが、スーパーライトジギングのようにジグが小さい釣りならルアーを付けたまま結べます。

また、締めこむときにラインが擦れ易いのでよく濡らしてやる必要があります。

金属パーツに掛かっているラインが交差していると強度が落ちるノットでもあります。

上手く結べていれば100%近い強度が発揮される結び方だと言われています。

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毎年、フィッシングショーのJGFA(ジャパンゲームフィッシング協会)のブースでノットコンテストというイベントをやっています。

12lbのナイロンラインで50名のサルカン結びの上位を決めるイベントで、安定して強いのがパロマーノットだそうです。

100%を超えていることも多いとか。

早速、実験してみました。

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使うのはフロロカーボンの4号(16lb)のラインです。

単体でテストしたところ、締め込み具と接している部分で切れ、7kgを示していました。

本来であれば7.5kg以上の強度があると思われますが、ドラグチェッカーの15kgモデルは本来太糸用で、このくらいの細さのラインだと多少誤差がでてしまいます。

7kgを100%ということにして計測してみたいと思います。

パロマーノットで細糸を結んだ結果は!?

5回試してみました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 6.5 93%
2 6.5 93%
3 6.5 93%
4 6.5 93%
5 6.5 93%
平均 6.5 93%

何回結んでも安定していますね。

私の今回のセッティングでは100%は出ませんでしたが、それでも93%という強度で安定しています。

実戦でまったく問題になることはないと思いますし、かなり安定しています。

ハーフヒッチで編みこめば強度は出るかもしれませんが、せっかくのライトラインでやる釣りならなるべくハーフヒッチを減らして軽いジグへの影響を減らしたい気持ちもなんとなくあります。

編みこみ無しで9割以上の強度が安定して出るパロマーノットは細糸でも優秀ですね♪

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結び目で毎回切れました。

SLJを意識してかなり線の細い溶接リングを使っているのと、計測が私の手で引っ張っているので100%にならないのかもしれません。

DSCF0997[1]

太糸でパロマーノットの記事でも触れましたが、金属パーツ上でラインが交差しないことが強度が出る条件です。

細糸のほうがむしろ結び易く感じました。ライトな釣りには最適のノットかもしれませんね♪

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