おはようございます。会長です。

秋に石垣島にジギングの遠征に行くので、四つ編みのシングルアシストフックを作っていたのですが、そういえばいつもシーハンター使って四つ編みアシストフックを作っていましたが、ザイロンで作って見たこと無いな。。。

っていうか、ザイロンの四つ編みアシストフック自体を見たことがありません。

作りづらいのかな？

ザイロン自体が高いから、四つ編みにすると結構使うので、コストがかなり高いから見ないのか。。。

とりあえず一回作ってみようということで、ザイロン買ってきました。

ザイロンとは？2種類あるけど何が違う？

ザイロンと言えば、世界一の引張強度と分解温度650℃という難燃性を持つ世界最強のスーパー繊維です。

東洋紡社の繊維ですが、その特徴から、防弾チョッキや消防服、耐切創手袋などに利用されています。

よつあみ社から発売されているザイロン製のアシストラインは、「ザイロンX」と「ザイロンノット」の2種類があり、ザイロンXは「中芯なし」、ザイロンノットは「中芯あり」になり、四つ編みアシストフックを作るなら、中芯なしのザイロンXを使うのが良さそうです。

四つ編みは「四つ編み簡単アシスター」を使って作ります。

強度だけじゃない!? 四つ編みアシストフックのメリット

私はシングルフックの場合、四つ編みのアシストフックを好んで使っているのですが、大きな理由は強度ではなく「適度な張り」と「ねじれに強い」ことです。

適度な張りがある、四つ編みアシストフックは「ジグに絡みづらく」、せっかく魚がバイトしてきたのにジグにアシストフックが絡みついていたなどチャンスロスが少ないのが大きいメリットです。

もちろん、四つ編みになることで、強度もあがりますし、耐摩耗性や耐切削性も向上し、歯モノにも強いです。

また、四つ編みは最初からねじれていますので、ねじれにくいのも好んで使っている理由です。

ザイロンXって硬いの？扱いやすさは？

ザイロンXで初めて四つ編みを作りましたが、シーハンター(赤)と比べると、やや柔らかめで、四つ編みは意外と作りやすいです。

 

ザイロンは耐切創性が強いので、ハサミではカットするのが大変です。

専用ハサミなら、サクッと切れます。シーハンターやPEラインも切りやすいのでおすすめのハサミです。

ちなみに50号と結構太めですが、編み込みは結構しっかりと編めます。

がまかつの「つらぬき5/0」を結んでみました。

ちょっとラインが太くなりすぎてバランスが悪い感じ。

ラインの太さに対して、チモトも小さく、ちょっと抜けが心配です。

なんかいいフック無いかな、とゴソゴソと探しましたが、チューンド管ムロの28号は同じ大きさだし、35号はデカすぎます。

釣具店に、30号買いに行ってきました。

30号ちょうどいい感じ♪カン付きのほうが、チモトがデカイし、穴を結び目が通らないので、抜ける心配が無いのも嬉しいです。

このまま、カットして終わりでも抜けない気がしますが、

ちょっとだけ根付けして、

瞬間接着剤で固めました。先日、紹介しました「瞬着硬化スプレー」、一瞬で固まるので超便利です♪

みっともないのと、セキ糸のほつれ防止に、スゴい収縮チューブで保護しました。

PEラインやシーハンターは熱に弱いので気を使いますが、ザイロンは650℃と耐熱性が強いので、ドライヤーやヒートガンをガンガンあてても大丈夫です。

なかなか、いい感じ。

 

シーハンター(赤)よりは張りがないですが、シーハンター(青）よりも張りがあってちょうどいい感じです。

黒くてかっこいいし、最強のアシストフックですが、材料費は1本500円ぐらいですので、お店で売ってたら1本1000円超えしそう。。

自分で作るのが良さそうですね。売ってないわけです。

シーハンターでも十分だと思いますが、トラブルレスの「四つ編みアシストフック」是非挑戦してみてください♪

使った材料とアイテム

ザイロンX 50号

チューンド管ムロ30号

溶接リング #5

スゴい収縮チューブ

瞬着硬化スプレー

四つ編み簡単アシスター

KS-160AR