おはようございます。会長です。
自作メタルジグや自作青物ルアーを作ってみようということで、完成するまでを全てお見せします!ということで、作っている過程を記事にしておりますが、今回はメタルジグの型取りです。
自作青物ルアーの時にご紹介しましたが、型取りといえば「粘土」と「レゴブロック」など型取りブロックを使って取るのが一般的です。
ただ、これ非常に面倒な作業なんです。
今回は「レゴブロック」も「粘土」も使わないで型取りする方法をご紹介します。
粘土やレゴブロックよサラバ!もっと簡単に型を作る方法
メタルジグやルアーのシリコン型を作る場合、型取りする「マスター」を作り、レゴブロックで囲った粘土にマスターを半分埋め込んで、シリコンを流すというのが一般的です。
ただ、私は先日、3Dプリンターを購入しました。
無料でダウンロードした、3DCADソフトで、ルアーやメタルジグをデザインしたら
自作メタルジグの作り方①いきなり重さまで分かっちゃう!メタルジグ作成の第一歩はコレ!
このように、粘土に半分埋め込んだような原型を書きました。
ちなみに3DCAD歴は3日で、実際に3DCADを触ったのは8時間程度です。
非常に分かりやすいソフトで簡単でした。
それを3Dプリンターでプリントします。
自作メタルジグ道② 今は型を簡単に作れちゃう! 3Dプリンターを買ってみた!実力は?
このように、表面に凸凹(積層)が残りますので
タミヤの光硬化パテを使って埋めました。
こちら、ブラックライトや紫外線で硬化するため、直ぐに固まって作業が出来ます。
ぺちょぺちょ段差に塗って、ブラックライトで固めて
固まったら「サンドペーパー」などで表面を擦ってスベスベにしました。
今回は青物ルアーの型を作りますが、メタルジグも方法は同じです。
そして、ここからが本題!
原型の周りを100円ショップで購入した、アルミテープで囲っていきます。
こんな感じです。お菓子の型を作るときの方法ですw
ちなみに原型のサイズは、15cm×5cmなので1周40cmアルミテープを使います。4mで100円でしたので、10回分。1巻10円程度で型枠をあっという間に作れてしまいます。
あの面倒な粘土作業とブロック組み立て作業よサラバ〜〜〜
ここにシリコンを流し込みます。※メタルジグの場合は耐熱シリコン
ケースに入れてあるのは、脱泡に挑戦してみようと
真空パン保存機を買ってきて、空気を抜いて、シリコンの泡を抜こうとしています。
真空にすると、シリコン内の泡がボコボコと浮き上がってきますが、なんか喋りながらやっていたら、シリコンがちょっとだけ固まりだしてきて、今回はあまり上手くいきませんでした。
直ぐにやれば大丈夫みたいで、綺麗に泡を抜くことが出来るようです。
このシリコンは6時間ほどで固まりますので、固まりましたらアルミテープを剥がして完成です。
シリコンは粘着部分にはくっつきませんので、これで簡単に型を作ることが出来ました。
この方法を使えば、面倒な粘土作業はなくなりますし、粘土作業と違って、同時に両面の型を取ることが出来ます。
使い古してきて、型が壊れても、アルミテープ巻いてシリコン流すだけで、型を直ぐに作り直すことが可能です。
3Dプリンターの購入が必要ですが、安いものは2,3万円で購入できますし、DMMの3Dプリントサービスなどもありますので、購入しなくても原型を作ることは可能です。
- 3DCADでデザイン
- 3Dプリンターで出力
- アルミテープを貼って、シリコンを流して型を作る
これなら、結構手軽にメタルジグやルアーの型を作ることが出来ます。
週末に、自作メタルジグやルアー作りに挑戦されたい方の参考になれば幸いです♪
次は鉛を溶かしてみます♪
ジギング魂 公式ストア(最近発売の商品)
関連記事
伝説会長
最新記事 by 伝説会長 (全て見る)
- えっ!TGジグより更に40%も小さい!?オンザブルー「TGポテンシャル」実釣レビュー - 2024年4月27日
- ついに来週発売!?Mariaポップクイーン200発売前実釣りレビュー - 2024年4月11日
- 超おすすめ!あの2万円越えの最強ラーテルプライヤーが1/3の値段で使える!? - 2024年4月5日