新発売の「天龍 ホライゾン プログレッシブ スピニングモデル」実釣レビュー

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おはようございます、しょうへいです。

天龍(TENRYU)から、今年の大注目のロッド「ホライゾン プログレッシブ」のスピニングモデルが発売されました。

ライトタックルの限界にチャレンジするというコンセプトの竿。

発売した、2つのモデルを実際に実釣で使ってみて、既存のモデルとの違い、実際に使った感想などをまとめてレビューしてみました。

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ライトタックルでここまでできるのか!「ホライゾン プログレッシブ」

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今回は遊漁船ブルーズさんを通じて、天龍さんより発売直後のロッドをお借りすることができました。

こちらが「ホライゾン プログレッシブ」のスピニングモデル、

HORIZON Progressive HPG612S-M
HORIZON Progressive HPG642S-LL

の2本です。

太陽の下で見ると西陣織のフロントグリップがピカピカ光ってカッコイイです。

HPG612S-Mはライトジギング、HPG642S-LLはスーパーライトジギング向けのスペックとなっておりますが、

かなり強い竿に仕上がっていると聞きしたので、ライトジギング向けのMにはPE2号にリーダーフロロ8号、スーパーライトジギング向けのLLにはPE1号にリーダーフロロ6号と、ちょっと強めのセッティングで挑んでみました。

これがのちに大正解!を生み出すのですがそれはまた後程。

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「ホライゾン プログレッシブ」といえば、スロー系ベイトロッドが、これまでラインナップされていました。

そちらのほう(ベイトモデル)は所持しているのですが、スロー系ということもあり、結構ハリのある硬めのピンピンの竿です。

今回の、スピニングモデルも強いと聞いていたので、同じようなロッドなのかな~と思っていましたが、実際に触ってみると実にしなやかで粘りのあるブランクです。

どちらもベースとなったモデルは、天龍の大人気ライトジギングロッド「ホライゾンLJ」で、違いはいくつかありますが、ティップが低弾性カーボンに変更となっています。※ホライゾンLJのティップはグラス

すごくしなやかで、軽いジグを操作してもジグを暴れさせることもありませんし、また小さなアタリを弾いてしまうということもありませんでした。

ブランクにはCNT(カーボンナノチューブ)がコンポジットされているので、恐るべき粘りを発揮します。

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恩恵を感じたのが、実際に使った日の天候にありました。

風と底潮が逆で、船がかなりの速度で動いているという状況で、水深110m前後でマダイを狙うという日。

180gのタングステンジグを使っていても水深の1.5倍以上、ちょっと流すと200m以上はラインが斜めに出ていくというタフな状況です。

こうなるとジグの回収だけでかなりの負荷がかかります。

タックルを強くしたいけどラインが太すぎれば流されすぎてしまう、かといって弱すぎると回収するだけでドラグが出てしまうという状況。

竿の強さに甘えてラインを1ランク強くすることができるので、この時点ですでにアドバンテージを感じます。

対応するジグウエイトも幅広いので、ライトジギング向けのMのほうで200gを背負ってもまだ余裕を感じます。

そんな状況で相手はマダイです。マダイはジグにアタックしたときに違和感を感じると離してしまったり、硬い竿ではアタリを弾いてしまうことがあります。

しかし、しなやかなティップがあるので食い込みも問題なく、細身のブランクとトルザイトリングの感度も相まってキツい状況でもアタリはばっちり感じます。

竿のバッドを溜めた渾身のフッキングをすることもできますので、ガッツリとフッキングもできました。

船が風で後ろに流され、潮は前に強く流れるという状況のファイトなのでかなりの負荷を感じますが、竿のパワーで浮かせながらどんどん回収できます。

マダイの首振りにもティップが付いていってくれるので、バレそう〜という不安がなく、主導権を握ったままネットインまで持ち込めます。

ライトタックルなのに無理しようと思えば思ったよりできちゃうし、無理しても不安を感じないといった感想です。

実際に同じ状況でどちらの番手も使ってみましたが、どっちでも何とかなってしまいました。

このロッド、最高峰(フラッグシップ)だけあって、やっぱりスゴイかも!?

この日はマダイ狙いでしたが、浅いポイントでのライトジギングでのヒラマサや、不意の10kgクラスの鰤など、これまで厳しいという状況にも対応できると感じました。

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ガイドが大型化した上でトルザイト化したことで、太めのリーダーを付けてキャストしてもトラブルになりにくい点が助かります。

風上に向かってバンバン投げていましたが、ガイド絡みのトラブルは発生しませんし飛距離も出ます。

また、クラゲが発生したいたのでけっこうラインに絡みつくことがありましたが、ガイドが大きいので問題なく回収してこれます。

ガイドが、小さい竿はクラゲが詰まって巻けなくなるトラブルもあったようですが、そういったことは皆無でした。

そのほかのポイントとして投げやすさと、ファイト中に脇に挟むことができるグリップエンド長のバランスなども挙げられます。

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状況に対応する力、魚に対応する力の幅がものすごく広い竿だと感じます。

釣りの時は、絶対にコレを1本は持っていきたいかも!?と思います。

ライトタックルでの限界に挑戦したいというベテランの方から、1本はライトタックルが欲しいなーという方まで幅広くオススメできるロッドでした♪

先日、ブルーズさんで撮影された、ホライゾンプログレッシブの実釣解説動画も公開されています。

ライトジギングロッド向けのHPG612S-Mの実釣解説動画

スーパーライトジギング向けのHPG642S-LLの実釣解説動画

最高の感度と、大型魚をグイグイ挙げれる強いパワーを併せ持つ、天龍のフラッグシップ、ライトジギング・SLJロッド「ホライゾン プログレッシブ スピニングモデル」。

かなりおすすめのロッドです♪是非検討してみてください♪

天龍(TENRYU)「ホライゾン プログレッシブ」
https://fishing.tenryu-magna.com/offshore/horizon_progressive.html

 

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