おはようございます、しょうへいです。
これまでジギング魂では、いろいろアシストフックの作り方を紹介してきました。
そしてフックのセキ糸のほつれ止めにさまざまなアイテムを紹介してきました。
まだ紹介していないアイテムの中に、昔からある「糸止めマニキュア」という専用品があります。
この冬の間、フックを作りためるのに使っていたのですが、専用品ならではの便利な点がありますのでご紹介したいと思います。
サンコー商会「糸止めマニキュア」は○○が便利!
こちらが、サンコー商会から発売されている「糸止めマニキュア」という商品です。
昔からよく見る商品で、釣具屋さんの自作コーナーにたいてい置いてあります。
だいたい400円から500円しない程度で買えると思います。
「糸止めマニキュア」の名の通り、糸をとめておくためのマニキュアです。
ハケ付きなのでマニキュアっぽいですが、マニキュアと思って使うとぜんぜん違います。
粘度が全然なくサラサラしているのです。
マニキュアはドロっとして多少の粘度がありますので、セキ糸部分に乗せるように使うのですが、こちらは違います。
サラサラしているので、糸に乗せた時にすばやく浸みこんでいくのです。
過去に、パーツ取りのために使い古したアシストフックをニッパーで分解したことがありますが、
意外と接着剤やマニキュア類は繊維に浸透せず、セキ糸の中のほうは固まっていないことがありました。
「糸止めマニキュア」はサラサラなので繊維にスッっと浸透していく感じがします。
毛細管現象と呼ばれる現象でこうなるようです。
これが瞬間接着剤ですと熱を発したりする厄介なのですが、こちらの「糸止めマニキュア」では指で触りながら確認してみましたが、浸透して熱を発することもないようです。
ハケ付きなので、こういった小さい結び目にも使いやすいのも良いポイントです。
また、サラサラしていてベタっとしていません。それに瞬間接着剤のようにすぐに固まってしまうわけではなく、多少の猶予があってから速乾します。
なので、このようにセキ糸を巻く前に塗っておくというやりかたでも作業の邪魔になりません。
指についても瞬間接着剤のように、指同士がひっついたりもしません。そのあたりが便利です。
だいたい冬場で5~6分、夏場で3分ちょいくらいでもう触っても問題ないくらいに乾きます。
分厚く強い被膜をつくるような感じではありませんが、糸同士はくっついてほつれにくくなっています。
最初から硬い樹脂類で固めてしまおうとするのも、もちろんアリですが、下地がちゃんとまとまっている安心感が出ます。
この上から熱収縮チューブを被せたり、エポキシ樹脂やUVレジンでまとめると凄くキレイなアシストフックが作るれます。
意外と容量が多く、長く使えますし、コダワリのアシストフックの下地作りにかなりオススメのアイテムです。
まだ使ったことのない方は一度お試しください♪
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丸岡しょうへい
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