おはようございます、しょうへいです。
これまで、ショックリーダー同士(先糸)の接続のテストを約10回行ってきました。
結果は、リーダー同士(先糸)の結束強度ランキングでまとめています。
その中で、電車結びに2回挑戦してきましたが、結果は4回巻きの電車結びで57%、5回巻きで70%という結果でした。
そんな中、「細いほうのラインを二つに折ってダブルラインにして太さをそろえると強い」という情報を頂きました。
電車結びの真の実力が発揮されるのでしょうか!?
早速、試してみました!
ダブル電車結びで結んでみる
電車結びとは
ラインとライン、ラインとハリス、PEラインやダブルラインとリーダーの結びに使われる。結び目が小さく、ガイド通りがいいノット。
上記はおなじみ、電車結びの結び方です。ダブル電車結びは、細いほうのラインを2つ折にして、太さをそろえて電車結びをします。
こんな感じですね、このまま電車結びを行います。
完成したノットがこちら、ヒゲが3本出ているのが特徴的ですが、思ったほど結びこぶは大きくありません。
太さをそろえるために、片方をフロロ8号(30lb)、片方をナイロン4号(16lb)にしました。
まずは、巻きつけ回数を4回としました。
ナイロン側が16lb、8kgとパッケージに表示されていて、実際にラインのみで切ったときに8kgで切れましたので、これを基準とします。
完成したラインの細い方(4号)側にドラグチェッカーを挟み、切れるまで引っ張って何kgで切れるかを測定しました。
電車結びの真の実力とは!?結果はこちら!!
3回テストを行いました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 7 | 88% |
2 | 6.5 | 81% |
3 | 7 | 88% |
平均 | 6.8 | 85% |
なんと85%をマークしました!!
歴代1位の「クアドラプルサージェンスノット」の87%には、惜しくも届きませんでしたが、歴代2位にランクインしました。
切れ方はもちろんすっぽ抜けではなく、細いほうのラインの根元で切れました。
太さをそろえることで、ノットの滑りが低減したように感じました。
ちなみにですが、5回巻きも行いましたが、同じ結果となりました。
次回は、ダブルラインにしたPEラインとショックリーダーを電車結びで結んだ結束強度も試したいと思います。
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丸岡しょうへい
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