おはようございます、しょうへいです。
昨日、会長の記事でドラグ設定に触れていましたね。
【ドラグ設定検証】ロッドを曲げて測るのと、直接引っ張って測定するのはどの位差がでるの?
ところでドラグの設定値はどのくらいが適正なのでしょうか!?
大物を捕りたい!と思ったときはドラグの値も大切ですね、いろんな人に意見を聞いてみました。
基本はラインの強度の1/3!?
いろいろな方に聞いてみましたが、ドラグの設定値はラインの強度の1/3ぐらいにしておけば、まず安全だそうです。
1/3といっても、どのくらいかピンとこないかもしれませんので、表にまとめてみました。
ラインの強さとポンド表示はサンラインの「PE JIGGER ULT 4本組」を参考にしています。最近のラインは強いですね♪
号 | 強力(lb.) | 強力(kg) | 33%強度 |
0.6 | 10 | 4.5 | 1.5 |
0.8 | 12 | 6 | 2.0 |
1 | 16 | 7.7 | 2.5 |
1.2 | 20 | 9.2 | 3.0 |
1.5 | 25 | 11 | 3.6 |
2 | 35 | 15.5 | 5.1 |
2.5 | 40 | 18.5 | 6.1 |
3 | 50 | 22 | 7.3 |
だいたいPE1号なら2.5kg、3号なら7kg前後、という数値になります。
なぜこの数値が安全といわれているかといえば、昨日の検証にもあったとおり、竿は曲がれば曲がるほどラインに負荷がかかるからだそうです。→【ドラグ設定検証】ロッドを曲げて測るのと、直接引っ張って測定するのはどの位差がでるの?
竿が曲がるとガイドとの摩擦やロッドの弾力などでラインとドラグには強い負荷がかかります。
ラインが曲がるときといえば、フッキングの瞬間やファイト中です。
ドラグを締めすぎていると、フッキングなどで強い力が瞬間的にかかった瞬間に切れてしまうことがあります。
また、こちらのラインの強度はMAX Lb表示です、かならずこの数値で切れるというわけではなく、これより弱い数値で切れることもあります。
ノット部分も弱点になりえます、机の上で結んだばかりのしっかりした状態で測ったFGノットがだいたい80%ほどの強度です。使っているうちに摩擦などで弱る可能性もあります。
これらの理由で、だいたい1/3くらいの余裕をもたせるというのが一般的だそうです。
あくまでも基準ですので、釣り場のポイントの地形や、狙う魚の種類、ロッドとのタックルバランスで数値を前後させるのが良いようです。
ロッドにも最大でかけて良いDRAG MAX 値が表記されている場合があります。
こちらも例えばですが、天龍のドラグフォースJDF621S-4はPE2~4号でDRAG MAXは8kgになっています。
ということは、PE3号を使ったときドラグ7kgに設定してあれば、急な負荷で竿が破損したりすることもなさそうです。
タックルとノットとラインのバランスを見て、ドラグ設定が適正な範囲内に入っていると、安心して釣りが出来ますね♪
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丸岡しょうへい
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いつも楽しく読ませて頂いております、ロッドの角度の他に、ラインが出ればスプールに巻かれたラインの径が小さくなるのでその分ドラグテンションは強くなります。単純に考えて径が1/2になればドラグテンションは2倍になります。