おはようございます、しょうへいです。
リクエストを頂きました。
FGノットを結ぶ方法がいくつかありますが、その中で「堀田式」と呼ばれる方法があります。
ジギング魂でFGノットの強度は、基本テンションをしっかり掛けて編み込み出来る「ノッター」を使って編み込んだものですが、道具を使わずこの方法で結ばれたFGノットもしっかりと強度がでるのか!?
実際に「堀田式FGノット」を結んでみて強度実験してみました。
簡単だけど強い?「堀田式FGノット」
堀田式FGノットについては、DUOさんのチャンネルでわかりやすい解説動画が公開されています。
2019年12月に公開された最新の方法で、とてもわかりやすいのでオススメです。
FGノットは最も使われているラインシステムですが、結ぶ方法はいくつかあります。
リーダーに対してPEラインを編み込む方法、ノッターを使う方法、そしてPEラインに対してリーダーを編み込む方法としてポピュラーなのがこちらの「堀田式」です。
実は、私が最初に覚えたFGノットはこの堀田式です。簡単FGノットと紹介されていることもあります。
現在はノッターを使う方法を主に使っていますが、それはジギング魂の記事の写真を撮るときに、両手がフリーになって便利だからです(笑)
船の上で道具がない時などは、今でも堀田式FGノットを使っています。
久しぶりに堀田式でFGを組みましたが、ちゃんとテンションさえ張っていればきれいに編み込みできます。
編み込むたびにテンションを張ることができるので、むしろ目の詰まった綺麗なFGノットを組むことができるとも言えます。
テンションを確保する方法として、片方は口に加えますがもう片方はリールのノブや足の指を利用することが多いです。
組み方の問題だけで、原理としてはノッターを利用するFGノットと同じですし、組みあがったノットは他の方法で組んだFGノットと同じです。
締め込みも動画の通りしっかり行いました。
PEは2号、リーダーはフロロ8号です。
一般的に、FGノットは80%から90%ほどの強度があると言われています。
編み込み回数は10セット(上10回・下10回)、その後ハーフヒッチを4回。
FGノットのみでの強度が知りたいので、「焼きコブ」や「メインラインとのハーフヒッチ」は行っておりません。
PE2号は16㎏の強度がある商品のものですが、ドラグチェッカー15㎏モデルを使う場合、PEラインが細すぎると、このような誤差が出てしまうので、11㎏を仮の強度100%として相対評価をします。
堀田式FGノットの強度は!?
5回試してみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 10 | 91% |
2 | 9.75 | 89% |
3 | 10 | 91% |
4 | 10 | 91% |
5 | 10 | 91% |
平均 | 9.95 | 90% |
※編み込みの強度が知りたいので、「焼きコブ」や「メインラインとのハーフヒッチ」は行っておりません。
安定した強度が出ていますね♪
むしろFGノット単体の中では強いほうではないでしょうか!?
すっぽ抜けることはありませんでしたが、すっぽ抜け防止の焼きコブやハーフヒッチでの補強がさらに可能です。
切れるときは編み込みの中のどこかで切れるようでしたが、これも他のFGノットと同様です。
テンションを掛けながら編み込めるので安定した強度が発揮できる優れた補法であることがわかりました。
まだFGノットに不慣れという初心者の方も、わかりやすい動画がありますので練習してみてください♪
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丸岡しょうへい
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