おはようございます。会長です。
私は、マイボートでジギングやキャスティングだけではなく、フカセ釣りや胴付きなどの餌釣りもたまにします。
餌釣りもやっていることで、いいことがひとつありまして。。。
それは何かといいますと「餌釣り船の考えていることが分かる」ということです。
なんのこっちゃ?と思われたと思いますが、ジギングやキャスティングのオフショアルアーフィッシングをやるにあたって、かなり餌釣り船から情報得ることが出来るので、今日はそれをちょっとお伝えしたいと思います。
ポイントに餌釣り船が!決して邪魔ではない
私の住む、福井県では5月に入ると真鯛の乗っ込みでフカセ釣りというオキアミを流す餌釣りが解禁され、すごい数の餌釣り船が漁礁や瀬などのポイントに入ります。
真鯛やシーバス、青物狙いライトジギングや鯛ラバも盛んな時期ですので、ルアーマンと餌釣り船のポイントがバッティングすることが多いのですが、ボートを走らせていて、餌釣り船ほど情報を得られるものはありません。
真鯛などを狙う餌釣り船は、主にアンカリング(錨で船を固定)して釣りをするのですが、船を固定している位置とポイントの位置関係からある程度の潮の流れを読むことが出来ます。
餌釣り船は必ずポイントの潮上にアンカリング(固定)する
このように、ポイント(漁礁や瀬)の左側に船をアンカリングしている場合、潮は右向きに流れているということが分かります。
どういうことかといいますと
魚は、図のように漁礁や瀬の潮の上に付きますので、餌が潮上から流れるようにして、かならずポイントの潮上に船を固定します。
ようは、ベテランの餌釣り船はこんなことは絶対しません(笑)。万が一、アンカリングを失敗したり、潮の流れが変わった場合、必ずアンカーを打ち直します。
よって、餌釣り船がポイントのどちら側に入っているかを見ることで、潮の流れる方向が分かります。
ポイントと餌釣り船の距離で潮の流れるスピードも分かる
自分も、餌釣りをするので分かるのですが、潮が速い場合は潮が遅い場合よりも、船をポイントから離します。
だんだん絵が雑になってきました(笑)
潮が速いと、餌の流れる角度が変わります。※より遠くに流れます。
船からポイントが近すぎると、餌ががポイントの向こう側に流れていってしまいますので、潮が速い場合は、餌がポイントに流れるように船を離すんです。
餌釣り船がポイントから結構離れているな〜という場合は、潮が速いことが多く、逆に船がポイントから近いな〜という時は、潮が緩いか、流れていないことが多いです。
※複雑になる為、今回は風の向きは考慮していません。
他にも、餌釣り師(右舷と左舷の人)が竿を出す方向や、アンカーロープの掛け方、アンカーロープの角度などを見ることで、更に色々な情報を得ることができます。これは自分が餌釣りをしている時にやることなので、その時の状況と掛け合わせることで、海の中のイメージが付きやすいんです。
遊漁船にのって釣りをする場合、漁礁などのポイントの位置や餌釣り船の場所など確認することはあまりないとは思いますが、GPSを見たり、船長にポイントの方向を聞くことで、餌釣り船を見た時に、潮の流れがイメージ出来るようになるかもしれません。
潮の流れがわかると、船をポイントを流す時に、ベストなポイントでルアーが船の上にあるなんてことが少なくなります。
出来るだけ、海の中をイメージできるかが「さらなる釣果の鍵」になりますので、今度釣りに出た時はちょっとだけ餌釣り船を観察してみてください♪
他にも、ルアーマンが餌釣り船や餌釣りから学べることは多いですので、また今度ご紹介したいと思います。
人気がなかったらやらないでおきます(笑)ので、続きをやってもいいよ!という方は「いいね」ください(笑)
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