過去の検証を踏まえて「強いアシストフック」はどう作ればいいのかまとめてみた!

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おはようございます、しょうへいです。

先日Facebookのメッセージで、アシストフックを自作しているが接着剤はいるのかいらないのか、そしてアシストラインはフックに貫通させたほうがいいのか、乗せるだけで良いのか。

という質問を頂きました。確かに、自作派なら一度は悩む問題ですね。

実は、去年のごろにいろいろアシストフックの実験を行っています。そういえば結果をまとめていなかったので、まとめてみました。

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接着剤は?セキ糸は?ラインは?

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ジギング魂では、いろんな種類のアシストフックを作って、一斗缶に水を入れてぶら下げて何kgで破断するか実験を繰り返ました。

見てみたら10パターン近くも調べていました(笑)

なにをどうすると、どうなるのか、まとめてみました。

接着剤は補強になっているのか、なっていないのか?

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アシストラインをフックにセキ糸で結びつけてアシストフックを作った後、セキ糸部分に接着剤を塗るのか塗らないのか、どっちが強いのか調べてみました。

自作アシストフックの強度テストシリーズ①接着剤はホントに補強になっているのか!?

こちらの実験では、接着剤のアリナシで強度をしらべるので、アシストラインをフックに貫通させていません。

フック 破断した重さ
接着剤アリ 約21kg
接着剤アリ 約22kg
接着剤ナシ 約15kg
接着剤ナシ 約15kg

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接着剤をつけると、フックが伸びてしまうほどの強度がでますが、接着剤がないときはフックが伸びる前にすっぽ抜けてしまいました。

結論:接着剤はあったほうが強い!

ということになりました。

ラインはフックに貫通させたほうがいい?させなくても良い?

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アシストラインをフックに貫通させてから作る場合と、フックのシャンクにラインを乗せるだけの作り方がありますが、

どちらが強いのか調べたこともあります。

自作アシストフックの強度テスト② アシストラインはフックに貫通させたほうがいいのか?

今回の実験は、ラインをどう付けるのかの違いを見たいので、接着剤は使っていません。

フック 破断した重さ
貫通させないもの 約15kg
貫通させないもの 約15kg
貫通したもの 約22kg
貫通したもの 約22kg

こちらの結果では、アシストラインにはフックを貫通させたほうが強いという結果になりました。

貫通させないものは前回の接着剤ナシと同じ結果でした。

貫通させると22kgという結果になりましたが、これはフックが伸びきってしまったということです。

結論:アシストラインは貫通させたほうが強い!

ということになりました。強いアシストフックを作るであれば、ラインは貫通させた上で、接着剤を塗るのが強いようです。

セキ糸で下巻きをしたら滑り止めにならないのか!?

DSC_0130[1]

しかし、アシストラインをフックに貫通させる作り方は、フックの線が太くなると作るのが少し大変です。

バーブも大きいので、貫通させるだけでかなりの力が必要です。

では、フックのシャンクにあらかじめセキ糸をまきつけておいて、滑り止めにするとどうなるのかという実験もしました。

自作アシストフックの強度テスト③ フックにセキ糸で下地を作ったら強度は増すのか?

フック 破断した重さ
滑り止めアリ+接着剤 約22kg
滑り止めなし+接着剤 約20kg

滑り止めなしに比べて、セキ糸をで下巻きをして滑り止めをしたほうが強くなりました。

フックも伸びるか折れるかしましたので、滑り止めでも十分強度がでています。

結論:ラインを貫通させないときは下巻きで滑り止めを!

ということになりました。接着剤はアリ、貫通させるか下巻きをすることで強度が出るようです。

ちなみに、セキ糸の種類で強度は変わる?

セキ糸も素材の違いでいろいろな商品があります。

値段がぜんぜん違うけど強度に差がでるのかの実験もしたことがあります。

セキ糸の種類の違いで「自作アシストフック」の強度に差が出るのか実験してみた

キッチリつくってあれば、素材によって直線的な強度に差が出ることはありませんでした。

長時間のファイトで魚の歯などと擦れば場合はまた違った結果になると思いますが、単純な強度では差がないようです。

 

今回のまとめ

  • アシストラインはフックを貫通させる
  • セキ糸を巻いた後、接着剤で補強する
  • 強度的にはセキ糸の種類は関係ない

が強いアシストフックを作るコツのようです。

このほか、セキ糸を使わず、直接外掛け結びで結びつける方式で作ったアシストフックの実験も行っています。

別の作り方ですし、記事がずらーっと長くなってしまいますので、また次回の機会にまとめたいと思います♪

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