ジギングでも使える!? 磯釣り最強の松田結び(トリプルサージェンスノット)の強度

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おはようございます、しょうへいです。

本日はリクエストのあった、トリプルサージェンスノットでPEとリーダーを接続したときの強度を測りたいと思います。

トリプルサージェンスノットは磯釣り界では「松田結び」と呼ばれている結び方で、速く簡単に結べる最強のノットとも言われています。

以前に、先糸の結束強度(リーダー同士の結束)で強度テストはしたことがあるのですが、PEとの接続はまだやっていませんでした。

メチャクチャ簡単ですぐに結べるノットですのでPEとの結束で強度が出れば、急いでいる時に使えそうです。

早速強度を測ってみました。

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松田結び(トリプルサージェンスノット)は3回じゃダメだ!4回以上が強いぞ!

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(引用元:ユニチカ https://www.unitika.co.jp/fishing/knot/pe/surgeons-half.html

 

ご覧の通り、トリプルサージェンスノット(松田結び)はかなり簡単に結べるノットです。

以前、リーダー同士を繋いだ強度は測ったことはあります。

そのときの結果ですが、3回巻きのトリプルサージェンスノットより、4回巻きにした「クワドロプルサージェンスノット」と命名したノットのほうが強いという結果がでました。

リーダー同士の結束(先糸)の強度⑤「トリプルサージェンスノット」+αで最高強度をマーク!?

さて、PEとリーダーの結束に使った場合の強度はどうでしょうか!?

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今回は、最初から4回のクワドロプルサージェンスノットで結んでみます。

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結び目がとっても小さいのも特徴ですね。

締め込みはゆっくり、濡らしてからやるのが良いと思います。

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ドラグチェッカーに挟んで、切れるまで引っ張ってみます。

PEラインは2号、リーダーはフロロカーボン8号です。

PE単体を切ったときは11kgでした、パッケージの表示より小さい数値ですが、ラインが細すぎるため15kgモデルのドラグチェッカーでは誤差がでるためです。便宜上これを100%として計測してみます。

(細糸用のドラグチェッカーもありますよ!!)

クワドロプルサージェンスノットの結果は!?

5回テストしてみました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 6.5 59%
2 6.5 59%
3 6.75 61%
4 6.5 59%
5 6.5 59%
平均 6.6 60%

60%くらいの結果がでました。意外と安定していますね。

結べる速さを考えれば妥当かもしれませんね。もしこのノットをするときはドラグを緩めにしておいたほうがよさそうですね。

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切れ方はPEが滑っていって切れるようです。

ということは単純に巻きつけが足りないのではないでしょうか!?

興味が沸いたので、5回巻きのサージェンスノットの強度を試してみました。

名前をつけるなら「クインティプルサージェンスノット」になるのでしょうか(笑)

5回巻き「クインティプルサージェンスノット」の強度

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 8 73%
2 8 73%
3 7.25 66%
平均 7.8 70%

改善されました、これなら実用でも大丈夫そうです。

滑るときは巻き数を増やしてみるとよさそうです。

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締め込みをするとき。PEとリーダーの両端を均等に引っ張るのがコツのようです。

PEとリーダーの巻きつけがそろって綺麗になっているほうが強度が出ます。

5回以上はあまり綺麗に結べず、ぐちゃっとなる頻度が増えましたので、5回くらいにしておきました。

結論!松田結びをPEラインでやる場合は5回巻きがいい!

結論をまとめると、磯釣り最強とも言われている松田結びをPEラインでやる場合は5回巻きにすると70%の強度が出でるようです。

すごく簡単に速く結べるノットですので、ライトゲームなどで急いでいる時は使えそうです。

リクエストありがとうございました♪

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