おはようございます、しょうへいです。
リクエストをいただきました!
「T.Iノット」と呼ばれるノット(サルカン結び)があるそうなので、調べて強度を測ってみました。
100lbを超える極太のショックリーダーラでも結束可能で、ハーフヒッチでの補強無しでかなり強いとの噂です。
いったいどんなノットなのでしょうか!?
トロピカルアイランドノットこと「T.Iノット」とは!?
結束方法は動画をごらんください。
南国はグアムのGT船の船長や、宮古島の漁師さんが使っている結び方だそうです。
名前のついていなかった結び方なのですが、ルアーメーカーであるジェイライクプロダクトさんが「T.Iノット」と名付けて動画で紹介してくれています。
実際に結んでみましたが、サルカンの上に巻き付くように結ばれます。
サルカンの上にぐるぐると巻き付くので、擦れに強そうです、ノットそのものが保護されています。
端糸は金属パーツとの接点に出るので、ハーフヒッチでの補強は難しいですが、十分な強さがあるそうです。
また、端糸が下向きに出るのでオマツリしにくいかもしれません。
100lbを超えるようなラインでも結束できるそうなのですが、糸が太いと人間の手で切ることができずに計測できなくなってしまうので、計測はフロロカーボン8号30lbで行います。13.6㎏のラインなので手で切ることができます。
ルアーなどのサルカンに結び付けて、手で引っ張って切り、ドラグチェッカーで何㎏で切れたのか確認します。
「T.Iノット」の耐力は!?
5回テストしてみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 10 | 74% |
2 | 10 | 74% |
3 | 13.5 | 99% |
4 | 13.5 | 99% |
5 | 13.5 | 99% |
平均 | 12.1 | 89% |
平均すると89%ですが、最後3回はほぼ100%の数値がでました。
5回結んだ数値をそのまま書きましたが、最初2回はコツがわかっていなくてうまく結べていなかったようです。
上手くノットがキマっていればほぼ100%の力まで耐える凄いノットのようです。
コツに関してですが、ラインを撚ってから締めながら戻すので、よくラインを濡らすことと、
焦って引っ張るとメインラインに傷がつくので、動画にあったように少しづつ指で詰めて締めこんでいくことです。
どちらかといえば簡単なノットですが、焦って結ぶとよくないようです。
すっぽ抜ける切れ方ではありませんでした、パチンと音がしてそのまま切れます。
13㎏を超えるノットだと切るのがけっこう大変です(笑)
確かにラインが太くても結べます。
130lbでも問題なく結べました。
MAXで59㎏もあるので思いっきり引っ張っても手では切れませんでした。
このノットけっこうスゴイかも!?
漁師さんや船長が使っているノットはどれも強いものが多いですね♪
釣りをしていてノットに悩んだときはやっぱり船長に相談してみるのが良いのかもしれませんね。
リクエストありがとうございました♪
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丸岡しょうへい
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