5年前に巻いて劣化したPEラインを「逆巻き」で使ったら劣化はないのか実験してみた?

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DSCF0777[1]

おはようございます、しょうへいです。

久しぶりにライトジギングをしようと思い、リールを取り出したところ、ラインがもけもけになっていました。

残りも少なくなっていたので、新品に交換したのですが、場合によってはラインを取り出して頭とお尻をひっくり返して逆巻きすることも多いと思います。

ところで、ラインをひっくり返して再利用したとして、リールの下敷きになっていたラインは劣化していないのでしょうか?

スプールの下のほうに巻かれているので紫外線は大丈夫だと思いますが、何度も吸水しているはずですし、乾きも悪そうです。

良い機会なので、取り出したラインで実験してみました。

ラインの逆巻きはアリ!?ナシ!?

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こちらが交換するラインです。もけもけですねー(笑)

約5年前に巻いたラインで、ショアジギングやサーフトローリングなどにも使っているので、何度も遠投したラインです。

特に、サーフトローリングのときは古い磯竿でやっていたので、かなりダメージが入っています。

残りが150mを切っているので破棄する予定ですが、実験に使えそうです。

DSCF0785[1]

ちなみにですが、PE1.5号です。5年も昔なので銘柄は忘れてしまいましたが、標準的なラインであれば7kg前後の耐力があるはずです。

試しにFGノットを組んで見ました。

DSCF0787[1]

ぜんぜんダメでした(笑)

4kgくらいの力でPEのモケモケの部分が切れました。

ライトジギングなのでドラグは3kgくらいに調整しますが、このままジギングに行くのはちょっと怖いですね。

DSCF0788[1]

ラインのメンテナンスにとっても便利なのが高速リサイクラー2.0です。

ラインの上下をひっくり返すのであれば、空スプールにラインを回収→別のスプールに移す→リールに巻き取る。

という順番で作業すればラインをひっくり返して再利用することができます。

DSCF0790[1]

取り出したラインは、色は少し褪せていますが、もけもけに毛羽立ってはいない状態です。

おそらく、なにも問題ないように思いますが、一応強度に問題が起きていないか調べてみます。

DSCF0793[1]

ラインは1.5号です。ラインそのものを引っ張ったときに7kgで切れました。だいたい標準的なラインではないでしょうか。

ラインそのものに劣化はないようですね♪

では次にFGノットをしてみました。

3回テストを行い、FGノットを組んで、ドラグチェッカーで何kgで切れたかを計測します。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 6 86%
2 6.5 93%
3 6 86%
平均 6.2 88%

もしこれがノットではなくラインで切れるようでしたらお話にならないということでしたが、ちゃんとノットで切れました。

数値的にも、以前しらべたFGノットの性能を発揮している結果だと言えます。

もし、ラインがもけもけに毛羽立って劣化してきたとして、それが50m程度でしたら、ラインをひっくり返して再利用しても問題ないといえます。

あまりに毛羽が続いたり、短くなってきた場合はラインはケチらないほうが良いと思いますが、先のほうだけ毛羽だっているラインをいつまでも使っていたり、切り詰めて使うようりは逆巻きにしたほうがいいかもしれませんね。

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  1. こんにちは。キャスティングの際リーダーの長さで飛距離がどれだけ変わるのか検証できないでしょうか?
    スプールにリーダーを巻き込む、巻き込まない!などでお願いします^_^

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