おはようございます、しょうへいです。
各地で大型の魚が釣れ始めるジギングシーズンに突入してきましたね。
ところで、私はブリがメインとなるような近海のジギングで、天龍のドラッグフォースJDF5101S-6という竿を好んで使っています。
JDF5101S-6です、6番です。ドテラモデルと銘打ったとても強い竿です。
この竿を持っていると、「強すぎない?」「硬すぎる」「遠征用?」というツッコミを貰うことがあります。
でも、近海でもこれを使う理由があるのです。個人的なインプレッションにはなりますが、ドテラモデルをにコダワる理由をご紹介します。
そもそもドテラモデルってどういうこと?
ドラッグフォースのドテラモデルはJDF5101S-6、JDF5101S-8の2つのモデルがあります。
名前の通り、ドテラで船を流す状況で輝くモデルです。
品番からわかるように、JDF5101S-6は5フィート10インチで6番の硬さ。
JDF5101S-8は5フィート10インチで8番の硬さです。
すると、やはり「近海に使うのでは硬すぎるのではないか?」や、「短すぎるのではないか?」という疑問が浮かんできます。
ドテラ流しの船で、風が少し強めに吹くと、ラインが斜めに入り、ジグが船から遠く離れることがあります。
水深70mに対してラインが100mや120mも入るような状況のときや、もっともっとラインが斜めに入るようなこともあります。
そういったとき、正直に言えばやりにくいと思うこともありますが、そういうときこそチャンスだという考え方もあります。
ジグが船から離れることで、広範囲を探ることができます。また斜めに入るほど魚が居るレンジ(水深)をキープしやすくなります。
また船から離れることで、船のプレッシャーが減ります。
ドテラで風が吹いてラインが斜めに入る状況はとにかくチャンスです。
そんなとき、100m以上ラインが斜めに入っている状況で、思うようにジグをコントロールしようと思うとそれなりの竿の硬さが必要になってきます。
ラインの伸びや、潮の抵抗を考えた上でジグをスライドさせようと思うとそれなりの力が必要です。
そこで6番や8番という硬さの竿が必要になってきます。実際に使うジグは180gから230gくらいまでのウエイトのジグです。
ラインも3号に50lbを基準としています。竿が硬いだけであとは普通の近海ジギングのセッティングでOKです。
短さもキモです。竿が硬いと振りぬくときに体力を使いますが、天龍のドテラモデルは5インチ11フィートと短く、ブランクもカーボンナノチューブ素材を使用しているので復元力が強く、腰を使って大きく振りぬいてもあまり疲れません。
私の個人的な感想ですが、6フィート半くらいのジギングタックルで1日平戸ジャークを続けるよりも楽です。身体全体で大きくジャークすることができます。
特にアルミなどの軽比重のジグとの相性が良いので、ドテラで斜めにラインが入る状態のチャンスを生かしたいという方にはオススメです。
竿が硬いので、ドラグは若干緩めに設定するほうがバレが少ないように思います。
竿が硬いので5/0や、カルティバジガーミディアムの9/0などの大型のフックを使ってガッツリと骨までフッキングさせることも可能です。
フックサイズの選択には好みの別れるところですが、フックの大きさとドラグの調整次第で竿が硬くて短くてもバレることはありません。
なかなか好みの別れるピーキーな竿かもしれませんが、ピタっとハマればこの上なく使いやすく、また威力も発揮します。
興味のある方は是非店頭で手にとって見るのもいいかもしれませんよ♪
ちなみに天龍では写真投稿を受付中です
現在天龍では、魚の写った写真を投稿すると、ステッカーがもらえるキャンペーンを実施しているそうです。
ホームページやカタログに自分の写真が載るかも!?
天龍製品が確認できることとなど、詳しい条件はHPでご確認ください。
天龍 http://fishing.tenryu-magna.com/
ジギング魂 公式ストア(最近発売の商品)
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丸岡しょうへい
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5フィート10インチですよ。最後の1はワンピースじゃないかと。
いつも参考に閲覧しています。丹後海域でジギングしています。
筆者と同じ理由によりJDF5101S-6をドテラメインで使用してます。
天龍のこのロッドは、伝統の粘り強さを持っており、アルミジグもシャクリやすく、不意の大物にも安心感がある、頼りになるロッドですよ。