PEも意外と伸びる!? ラインが出た時の「フッキング力の差」を実験してみた

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おはようございます、しょうへいです。

昨日はジギングに行っていました、厳しい日なのにフッキングミスからのバラシをやらかしてしまいました、悔しいですよね・・・・・・。

そういえばですが、PEラインも実は伸び率があります、フッキングの力って以外に伝わない!?

という話を聞いたことはありますが、実際どのくらい伝わらないのか実験したことはなかったので、ちょっと実験してみました。

ラインが出れば出るほどフッキングしにくい!?

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ハマチちゃんです、先ほど釣れたばかりのハマチです。このハマチちゃんに実験に協力してもらいます。

(もちろん、このあとこのハマチは美味しく頂きますよ)

会長が使っていたジギングタックルをそのまま使い、口にフックを掛けます。

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そのまま会長には100m離れてもらい、おもいっきりフッキングしてもらいます。

ちゃんとフッキング力が伝わっていれば、フックはハマチの上顎に深くささるはずです。

PEラインは3号、リーダーは50lb、いたって普通のジギングタックルです。

ショックリーダーは短くなっていて1ヒロ半ぐらいでした。

ハマチは私が手でがっちり握っています。

DSCF1639[1]

おりゃー!と思いっきりフッキングしてもらいましたが・・・・・・。

なんとハマチの口にフックはかかりません。

私の手にもポヨヨンと伝わるだけで、ハマチをひったくることがなければ、フッキングすることもありませんでした。

メーカーや編み方にもよりますが、PEラインも3~5%、多くて7%ほどの伸び率があるそうです。

5%で見積もったとして、100m出れば5mも伸びることになります、これってすごいですよね。

実際にジギングでフッキングをするときは、巻きながらアワセる必要がありそうですし、なにより針先の鋭さがいかに大切かということがわかります。

DSCF1642[1]

50mまで近づいてもう一度同じ実験をしてもらいました。

DSCF1644[1]

こんどはちゃんと上あごにフッキングしていますね。

50mであれば、ちゃんとフッキング力が伝わるようです。

とはいえ、やっぱりハマチを握っていた私の手からハマチをひったくるほどではありませんした。

100mではポヨヨンといった感じの衝撃でしたが、50mではグイって感じでした。

もちろんですが、このハマチちゃんは美味しく頂きました♪

ラインが伸びてしまうことでフッキングが決まらないということになりますが、逆に伸びることでバレを防止しているという部分もあります。

PEラインは4本撚りと8本撚りで伸び率が違うこともあります。

メーカーの製法によっても伸び率が変わってきます。

ラインを多めに出すような深場のジギングのときは、伸び率からラインを選ぶということも必要ですね♪

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  1. 横だと後のたわみが発生するので、リアルにやるとしたらビルやマンションの上層階を使って上下でやったほうがいいのではないでしょうか?(難しいとは思いますが)

  2. >横だと後のたわみが発生するので、

    全く同意。糸が重力で垂れ下がる分の緩みの方がラインの伸び率よりはるかに大きいと思います。

  3. いつも楽しく拝見させていただいております。PEラインに伸びがあるという事に驚きましたが、そうなると電動リールなどのカウンターに狂いが出るはずですが、電動リールは船べりで自動で止まります。
    自分が電動リールを使っていたのは20年以上前のことですが、カウンター数値が狂い仕掛けを巻き込んでしまったことなど一度もありません。
    だからこれはPEの伸びのなさの恩恵だと思い込んでました。
    PEが伸びると成ると、どうもこの辺りの事が理解できなくなるのです。
    いかがでしょうか?
    また、実際にフッキングは潮流によりラインフケが出ると思うので、伸びよりこちらの方がフッキングに影響がありそうです。

    • 伸びた状態を巻いてカウントするわけですから、余る事はあっても巻き込みすぎる事は無いかと。

  4. 勉強になりました!
    次は是非4本撚りと8本撚りの伸度を比較して欲しいです!

  5. 面白い記事です。
    重力によるたわみを気にされる向きもありますが、実際には潮流で相当たわみますし、合わせなどでラインを引っ張り直線状に戻す際の抵抗は空気中の比ではないので、水中ではより酷くなる状況もあるかもしれませんね。ともかく、ラインだけの伸びだけというより、たわんだ状態で入力された力がジグに出力されるまで、かなり抵抗が存在しそうです。フッキングもそうですが、ジグのアクションへの影響が気になります。
    水深70m超えたあたりからワンピッチで釣れる気がしなくなりますし。

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