おはようございます、しょうへいです。
私は土曜日にフィッシングショーに行く予定なので、今から何を見ようかとあれこれ新製品をチェックしているのですが、ダイワの新製品の中に気になる商品を見つけました。
驚異の回転力、サクサススイベルです。ジギングにもスイベルを使う方もいるかと思います。
地味な新製品ですが、これってもしかして革命なのかも!?
スイベル内部もコーティング!?サクサススイベル
製品名は「DスイベルSSローリングスイベル 」という名前です。
ダイワのサクサスといえば、フックのコーティングに使われている技術で、摩擦の少なさから刺さりが良いと評判の技術です。
そんなコーティング技術をスイベルの回転部に応用したのがこちらの「DスイベルSSローリングスイベル 」です。
どのくらいすごいのかと言いますと、バスガイドの前田純さんのインスタグラムの動画を見て思いました。
https://www.instagram.com/p/BeSKgJIBtIQ/?taken-by=guide_maeda
めちゃくちゃ回ります。びっくりします。
そしてジギングでスイベルといえば、そう。ジグの前にスイベルをつける場合があります。
ジギングにおいてローリングスイベルの重要性とは?
ジグの前に仕掛けとしてスイベルとつける方と、付けない方がいらっしゃると思います。
スイベルを使う方のご意見としては、回転しながらフォールするジグを使うときの糸ヨレが気になるということや、根魚がかかったときに回転しながら浮いてくるので糸がヨレるのではないかという意見があります。
一方、スイベルを使わない方の意見としては、抵抗になるのでジグのスライド距離が落ちることや、金属部品がプレッシャーになるのではないかという意見もあります。
確かにスライドするジグのときはスライド距離が大事なのでスイベルはつけませんが、ローリングしながらフォールするジグはやっぱり糸ヨレが気になります、わざと抵抗としてスイベルを利用する場合もありますね。
ということは、スイベルは使うジグによって使い分けるほうが良いのかな?という気はしていましたが、イマイチ私も確証が持てていませんでした。
実際に、ヨレた糸は強度が低下するという実験はしたことがあります。→「糸ヨレ」したショックリーダーは強度が落ちるのか!? 強度テストしてみた♪
そして一番気になっていたことは「ローリングスイベルで本当にヨレが解消されるのか?」という疑問です。
このようにジグを垂らして、指で弾いてジグを回転させてみるとします。
すると、どうしてもスイベルの回転するより早くラインがヨレていきます。
スイベルが回転する力より、ラインが回転する力のほうが小さくて済むからですね。
とはいえ、これは空気中で重力でジグをぶら下げた状態での実験です。
すこしラインを緩めてジグをクルクルと回転させてみると、やはりスイベルでヨレは解消していきます。
スイベルにテンションが掛かっている状態では、金属どうしが密接して擦れるので思ったほど回転してくれません。
では水中ではいったいどうなっているのか?海中で50m下に沈んでいるときは?フォール中のテンションが掛かっていない状態ならローリングスイベルはちゃんと機能するのでは?・・・etcetc、いろいろ条件によって結果が変わってくるハズです。
ローリングスイベル有りと無しでは、やはりローリングスイベルが付いていたほうが糸ヨレは「マシ」になるとなんとなく思っていますが、これを定量的に実験・比較する方法がないので悩んでいました。
さて、そんなことをぼんやりと考えているときに「DスイベルSSローリングスイベル」に出会いました。
これだけ回転が良いのであれば、フォール中の糸ヨレが気にならないくらいに仕事をしてくれるのではないでしょうか!?
サイズも豊富で、一番大きなもので125kgの強度があるサイズもあります。
近海のジギングでとても使えるものになるのでは!?と期待しています。
4月発売予定とのことですので、発売されたときは、実際に海で使ってみて、糸ヨレが気になるか気にならないか、試してみたいと思います。
ダイワ DスイベルSSローリングスイベル
ジギング魂 公式ストア(最近発売の商品)
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丸岡しょうへい
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