おはようございます、しょうへいです。
ジギング魂ではたびたび釣り針(フック)の話を取り上げてきましたが、そもそも釣り針はナゼ魚に掛かるのでしょうか?
先が尖がってるんだから当然ジャーンという気もしますが、原理を知っていると、形を選ぶときなどに役に立つかもしれません。
フックのヒミツについていろいろ調べてみました♪
どうしてフックは魚に掛かるのか!?
釣り針の起源は古く、約2万3,000年前にはすでに現在の釣り針と同じ形のものが使われていたそうです。
すごいですね!? 鉄製になったのは西暦1600年ごろといわれています。
みなさん、釣りをしていて気付いたことはありませんか!?
魚を釣り上げたとき、フックはかなりの確立で上あごに掛かっていることが多いと思います。
もちろん、スレ掛かりになることもありますが、合わせが「決まった」と思ったときはほぼほぼ上あごに入っているかと思います。
これも実は釣り針の形がそうさせているのです。
まずは魚がどうやって捕食しているのか見て見ましょう。
こちらはシーバスの捕食シーンですが、魚は捕食対象を周りの海水ごと吸い込むように捕食します。
ということは、釣り針はルアーごと丸呑みされるような状態になるということです。
フックは図のように、軸を中心としてポイント部分が軽く、シャンク側が重くなっています。
魚が海水ごとフックを吸い込むとき、重いほうが重力で下をむきますので、必ずポイント(針先)が上を向くという仕組みになっています。
実験動画を見つけました。
やはり吸い込まれるときに針先が上を向きますね、つまり針先が上顎を捉えるようになっているのです。
ということは、魚の吸い込む力に対して針が重過ぎると、魚が吸い込み切れないかもしれませんし、魚に対して針が小さすぎれば、呑まれてしまったり掛かりどころが悪くて伸ばされてしまったりするということになりますね♪
狙う魚によってフックの大きさを吟味するということが大切ということがわかりました。
フックの種類はいろいろあるけれど・・・・・・?
釣り針は全体的に湾曲した形になっています。
吸い込まれたときに、ルアーもしくはラインに魚が触れたときにアタリが出ます、そのあとアワセを入れます。
このときに魚の口から針が飛び出そうとしますが、魚の唇に軸が沿うように移動しますので、針先が上顎にかかるという仕組みになります。
針先が多少内側を向いていてもちゃんとフッキングするのは、こうのような理由からです。
写真のように針によって針先の向きが若干ちがいます、シャンクに対して平行な針もありますし、逆にネムリ針のように思いっきり内側を向いている針もあります。
針先が内側を向いているカーブポイントの針のほうが掛かりが悪いように思えます。
実際に針先がまっすぐなストレートポイントのほうがかかりやすいかもしれませんが、どこに掛かるかという要素が違ってきます。
冒頭の動画のように、魚は針を吸い込むように飲み込むので針全体が一端魚の口の中にすっぽり入ります。
針先がまっすぐなストレートポイントは針先が魚体に触れたら掛かってしまいますので、もしかすると喉や口の奥にかかってしまうかもしれません。
そうすると、魚の歯にアシストフックのラインが擦れてしまいダメージを与えてしまうかもしれませんし、魚の硬い口ではなく柔らかい喉に掛かった場合は身切れを引き起こす可能性もあります。
確実に魚の硬い口に掛けるか、小さなショートバイトでも拾うのか、選択に迫られます。
また、タックルの種類や釣り方やアクションによっても選択肢がわかれますね。
ということで、魚の活性や狙う魚種、タックルの種類によってフックを変えるという戦略も必要だということになりますね♪
活性が低くショートバイトしかないようなときは、軽くてストレートポイントの針にかえてみたり、活性が高いがバレが多いような日はカーブポイントの針に変えてみるなどの工夫をしてみると釣果アップに繋がるかもしれません。
そのときの状況に応じての話なので、一概には言えないかもしれませんが、イメージしてみると楽しいですね♪
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丸岡しょうへい
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