再確認!?ジギング時にオマツリ防止にもなる「フェザリング」の方法と重要性

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

01170834_587d588711dc7[1]

おはようございます、しょへいです。

ジギング魂で記事を書くようになってから、いろいろな質問や相談をいただくことがあります。

そのなかで、「どうしてもオマツリしやすい」「着底がわからない」「フォール中のアタリの取り方は?」「根掛りを防止したい!」という質問をいただきました。

なんと、これらは「ほぼ」おなじテクニックで予防できます!

知っている人も知らない人も、フェザリング(サミング)の重要性を再度図解してみたいと思います。

そもそもフェザリング(サミング)とは!?

wp-1527928578182..jpg

フェザリング、もしくはサミングと呼ばれているテクニックは、ルアーを投入したあと、そのままフリーで落ちるままにしておくのではなく、

写真のようにリールのエッジを指で軽く押さえたり、

wp-1527928578211..jpg

リールと第一ガイドの間で軽くラインをつまんで、テンションを掛けながらルアーを沈下させることです。

特にスピニングリールでは大事なテクニックです。

ベイトリールは構造上、沈下のときにスプールが回転するのでテンションが少しかかっていますし、メカニカルブレーキがついているので沈下の速度はコントロールできます。

スピニングリールはラインの放出性がよく、放っておけばどんどんラインが出て行きます。

この放っておけばどんどんラインが出るからこそ、オマツリが起きたり、着低がわからなかったり、フォール中のアタリがわからなかったりするのです。

沈下中にテンションを掛けると沈下が遅くなるのでは?という声も聞きますが、実はフェザリングを行っていたほうが沈下が早くなります。

どういった原理なのか、図解してみましょう。

どうしてテンションを掛けたほうが早く沈下するのか!?

無題

オフショアジギングでは、当たり前ですが船が海に浮かんでいて、その下の海にルアーを投入します。

ここで大事なことは、風と潮です。海中には潮の流れがあり、海水が動いています。

そして風の影響で船がいずれかの方向に動いています。

この状態で、テンションをかけずにルアーを投入してみましょう。

1

実はジグはまっすぐ落ちません。

ラインは軽くて浮力があります。潮のに押されることで途中でたるみが出ます。

ジグは沈下を続けていますが、ジグも潮で押されますし、ラインも押されますので斜めにラインが入っていきます。

これではラインが直線ではありませんので、感度が落ちてしまいます。

s

感度が悪いので着底がわかりにくくなります、そして着底したとしてもラインが潮で押されているのでスプールからラインは出続けます。

着底はしているのにラインが出る、つまりどんどん糸ふけが出て弛んでいきます。

この図の場合は風と潮が逆の場合ですが、同じ場合でもこうなります、フワフワとラインがジグが着底した地点より先行していってしまうだけです。

そして図の通り、まっすぐ沈下させている人とラインがクロスしてしまった場合・・・オマツリになってしまいますね。

着底した状態でジグを放置することでメリットはありません。

  • 図のようにオマツリの誘発
  • 沈下中に魚がジグを見つけて追いかけてきたのに、底で動かないからリアクションせずに見切られる
  • フォール中のバイトを見逃してしまう
  • ジグが底にあるのにラインが斜めに入るので、根掛りの原因になる

デメリットばかりです。

3

ラインにテンションがかかっていれば直線的にジグが沈下しますので、隣の人と極端にジグのウエイトが違わなければ、ラインがクロスすることはありません。

また、テンションを掛けながら沈下させるということは、ラインが直線的になっているので感度が優れます。

フォール中にバイトがあったことや、着底もわかりやすくなります。着低がすぐわかれば、すぐに糸ふけをとれば根掛りも防げますし、魚が追いかけていた場合はバイトに繋がります。

着底後すぐのバイトはとても多く感じます。チャンスが集中する場を無駄にしないためにもフェザリングは重要です。

また、ラインを指で直接触っているので、ラインを通して海中の状況がわかりやすくなります。

バイトがあった、着底したはもちろん、途中で沈下速度が変わったからもしかして2枚潮かな?という状況なども察することが出来ます。

3

テンションが掛かってたほうが沈下が遅いのでは?という疑問もありますが、そんなことはありません。

まず1つに、ラインが潮で流されないため、ジグの重みでダイレクトに沈みます。

そして、ジグによっては途中でスライドしてしまったり、斜めにフォールするもの、左右に揺れながらフォールするものなどさまざまなタイプがあります。

極端な図を描いてみましたが、こういうことがありえるかもしれません。

一定のテンションがかかっていれば、ジグは常に重心を下に向いて沈んでいきます。ブレないほうが早く沈むのです。

オフショアジギング必須のスキルともいえるフェザリング、是非マスターしてください♪

ジギング魂×ルアーバンク公式ストア 新商品情報

超大型ドカットステッカー発売!
ドカットを手軽に大型装飾してみませんか?

価格と50種類以上のデザインを確認する

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

オリジナルグッズはこちら

ジギング関連グッズや
オリジナルグッズが沢山!
ストアに移動
記事検索