神ノット現る!? 摩擦系「SCノット」の結び方が超簡単で超強いぞ!

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

wp-1534645771727..jpg

おはようございます、しょうへいです。

「SCノット」というノットの強度を調べて欲しいとリクエストを頂きました。

SCノットのSCは、ショックアブソーブド・キャプテンノットの略だそうです。

かなり簡単で強くてヌケがない、かなり凄いノットとのことです。

私は初めて聞いたノットだったのですが、ネット上にちょろちょろ情報があるのをみる限りでは10年前くらいからあるノットのようです。

本当に簡単なのか、実際SCノットを結んでみて強度を測ってみました。

ジギング魂×ルアーバンク公式ストア 新商品情報

超大型ドカットステッカー発売!
ドカットを手軽に大型装飾してみませんか?

価格と50種類以上のデザインを確認する

本当に超簡単!?「SCノット」の結び方

wp-1534645771759..jpg

「SCノット」は、新潟のルアー船金進丸さんが考案されたノットだそうです。

PRノットのように、特別な道具は必要なく、誰でも簡単に結べるノットということですので、早速結んでみました。

結び方は、まずPEラインを2つ折にします。

wp-1534645771711..jpg

二つ折りにしたPEラインを、ショックリーダーにぐるぐると巻きつけていきます。

※巻く方向は、リール側→ルアーを接続する方向です。

PE3号以下なら25~30回、4号以上なら20回くらいが目安だそうです。

PEライン同士が重ならないように巻きつけるのがコツです。

今回はPEラインの2号を使いましたので、25回巻きつけることにしました。

wp-1534645771679..jpg

25回巻き付けしたら、PEラインの先端のループをリーダーの端糸に通します。

このとき、PEラインのループは短いほうがおすすめで、この後が楽になります。写真は長すぎます。(長くないとうまく写真が撮れなかった為)

大体、巻き終わった後のループが3cmから5cmくらいがおすすめです。

wp-1534645771745..jpg

巻きつけたら、PEのループにくぐらせたリーダーの先を引っ張って軽く締めます。

リーダーの端糸を口に加えて、リーダー本線と、PEラインの3方で引くのがコツのようです。

このときも、PEライン重なったりしないように注意します。

wp-1534645771616..jpg

指などで巻きつけ部を整えてあげてから、ノット部を濡らし、リーダー本線とPE本線を締め具などで締め込みします。

PEラインのの巻きつけ部分がカチカチに硬くなったら成功です。

結び目の長さはFGノットとPRノットの中間くらいの長さです、ガイド抜けが悪いということはなさそうです。

締め込みしにくいと感じた場合は、PE締める液やワセリンなどの潤滑液を利用するといい感じです。

あとは余分なラインをカットして完成です。

FGノットのようにリーダーの端糸に焼きコブを作ったり、ハーフヒッチでのほつれ止めをするといいと思われます。

※今回の強度テストは、コブなし、ハーフヒッチなしでやってみました。

SCノットの結び方の動画はこちらです。

簡単に言うと、2重にしたPEラインをぐるぐる巻いて、ループをリーダーに通して、締め込むだけです。

実際やってみると、確かに簡単で、2,3回やってみれば直ぐに結べるようになるノットです。

「SCノット」の強度を測ってみた!

wp-1534645771655..jpg

出来たSCノットをいつものように「ドラグチェッカー」に挟んで、何kgまで耐えられるかテストしてみました。

PEラインは2号、ショックリーダーはフロロカーボン8号です。

計測するときはフロロ側を挟んで切りますが、PEラインの方が耐力が弱いため、PE単体で切ったときの11kgを100%とします。

5回テストを行いました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 10.75 98%
2 10.75 98%
3 11 100%
4 10.5 95%
5 10.75 98%
平均 10.8 98%

ココに来て「神ノット」現る!?

ほぼ100%じゃないですか!!

びっくりです、めっちゃ強いです。1回だけ100%を達成しました。

SCノットを結んだのは今日が初めてですが、簡単にこの数値を達成してしまいました。慣れてくればもっと安定しそうです。

wp-1534645771697..jpg

証拠の写真がこちら♪

切れるときはノット付近のメインラインが切れます。

すっぽ抜けは一度も起こしていません。

とはいえ、初めて結ぶノットなのでいろいろ試してみました。

PE2号の場合は25回前後の巻きつけが安定するようです。多いと締め込みが難しくなります。少ないと力を分散できないので弱くなります。

PEがそれより細ければ回数を増やす、太ければ回数を減らすという感じで問題なさそうです。

巻きつけ後のループは短いほうが失敗しません。長いと締め込みがうまくいかず、締めこんでもPEの巻きつけ部分がすこし緩く感じます。(そのときも80%の強度あありましたが)

巻きつけ部を触ってもズレない、力いっぱい締めこんだときも抜けない、という2つの条件がそろっていれば成功しているようでした。

今回は、焼きコブもハーフヒッチの補強も何も行っておりません。せっかく、非常に速く結べるので、なしでもいいかもしれません。※すっぽ抜けが心配な方は焼きコブは有効そうです。

私は明日から、このノットで釣りに行こうかなぁと思いました(笑)

簡単なのに超強い!凄いノットに出会えました♪

リクエストありがとうございました♪

私が使っているおすすめのワセリン

 

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

オリジナルグッズはこちら

ジギング関連グッズや
オリジナルグッズが沢山!
ストアに移動
記事検索