エンドノット vs エンディングノット | ハーフヒッチ終端処理の強度対決やってみた!

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おはようございます、しょうへいです。

以前、ノットの終端処理の方法で強度が変わるのかというリクエストを頂きました。

終端処理とは、PEラインとリーダーを結束したとき、余ったPEの端糸を始末するときの結び方です。

ハーフヒッチを繰り返し、最後に2回巻きのハーフヒッチで終える「エンドノット」と、もうちょっと複雑に処理をする「エンディングノット」と呼ばれる結び方があります。

この終端処理の結び方で結束にどのような影響があるのか、対決して調べてみました。

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エンドノット vs エンディングノット強度対決!

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引用元:よつあみ エンディングノット1 http://yoz-ami.jp/line_knot/1332

終端処理は、ノットの最後に余ったPEラインの端糸をどう始末するかの結び方です。

ほつれてこないように、しっかり結びたいですね。

私は普段、ハーフヒッチを繰り返したあとに、最後に2回巻きつけのハーフヒッチ(エンドノット)をやって終わっていました。

実は、画像のように、もうちょっとしっかり終端処理をする「エンディングノット」という結び方があります。

「エンディングノット」の結び方は動画を見たほうが分かりやすかったです。

確かに、2回結びのエンドノットよりも、エンディングノットのほうが、綺麗に糸が処理されていて、ほつれ止めの効果は高そうです。

では、強度に違いは出てくるのでしょうか!?実験してみました。

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まずはショックリーダーとPEラインを「FGノット」で接続します、終端処理はハーフヒッチの後に2回結び「エンドノット」です。

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同じリーダーの反対側に、同じようにFGノットを組み、こちらは「エンディングノット」を行いました。

こちらはPEの端糸リーダー側に出ますので、これ以上ハーフヒッチなどは出来そうにありません。

ちょうど、PEラインの色がかわるところだったので緑と赤にわかれました。

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同じリーダーの左右にノットを組んでみましたので、PE同士を引っ張ってどちらのノットが切れるのか対決してみたいと思います。

ついでなので、真ん中には行司として「ドラグチェッカー」を配置しましたw

条件は

  • FGノットは編みこみ8セット(上8回下8回の合計16回)
  • ハーフヒッチ側はハーフヒッチ7回+2回巻き1回
  • どちらもリーダーを巻き込んでのエンディングノット
  • エンディングノット側は、8回巻きつけのエンディングノット
  • PEは2号、リーダーは8号
  • 焼きコブなし、PE本線への編みこみはなし

という条件で、左右を締め込み具を使って実験してみました。

エンディングノットで強度は変わるのか!?

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さっそく対決してみましたが、予想に反して、「エンディングノット」側が切れました。

これで判定するわけには行きませんので、何度かやってみました。

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2回目は「エンドノット」が切れました。

いずれもドラグチェッカーの値は8.5kg程度で切れます。

合計で6回試してみましたが、結果は3勝3敗の引き分け。

終端処理の方法は、強度にはあまり影響を与えないようです。

しかし、気になることはありました。

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あまり写真が寄れないので見にくいかもしれませんが、エンドノットはハーフヒッチ部分の結びが崩れます。

ラインに負荷を与えると、もちろんリーダーも伸びます。

その伸びに引っ張られて、ハーフヒッチの結びが崩れてしまっています。

これを何度か繰り返すとほつれてきてしまうのではないでしょうか!?

実際に私はずーっとエンドノットで始末してきましたが、ノットが1段くらい解けてしまうことはありました。

それに対して、エンディングノットは負荷をかけても崩れることはありません、綺麗なままです。

やはりちゃんとした「エンディングノット」のほうが、ほつれ止めという意味では効果がありそうですね♪

ただ、「エンディングノット」はPEラインのの端糸がリーダー側に出るので、それ以降のハーフヒッチなどが行えません、

したがって、焼きコブを作るときはリーダーの焼きコブまでの空いた距離を詰めることができません。

よつあみのサイトでは、ちゃんとPE本線に対するエンディングノットの解説もありました!

編みこみ→焼きコブ→焼きコブまでをハーフヒッチで詰める→PE本線への始末はエンディングノット2

という方法が、すっぽ抜けの心配もなく、PEのほつれもない方法かもしれませんね♪

船の上でやるのはすこし大変そうですが、家で結んでいくときは今後エンディングノットをちゃんとしていこうと思いました。

ちなみに、エンディングノットを結ぶ時は、ノッターなどに挟んで、ラインをピンと張っておくほうがやりやすく感じました♪

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