おはようございます、しょうへいです。
スーパーライトジギングや、真鯛ジギングなど、ラインが細いライトタックルのアシストフック作りにハマっています。
細いラインのアシストフックといえば、直接ラインをフックに結び付けて作る方法をよく使います。
これまで、「枕付き外掛け結び」を使っていましたが、「ネイルノット」という結び方が最強ではないか⁉という情報を教えてもらいました。
さらに、ネイルノットを簡単に作れるあるアイテムをご紹介いたします。
「とじ針」でネイルノットをより簡単に!!
ネイルノットは、フライラインとリーダーを結ぶのに使われているノットです。
最初は釘(ネイル)を使ってラインの間に隙間を作って、そこに端糸を通すという作り方でしたが、いつしかパイプにとってかわるようになりました。
これを応用すると針結びにも使えるのですが、アシストラインに使うラインは柔らかい素材が多いので、パイプでは通しにくく感じます。
パイプに通しているうちに途中でくしゃっと曲がってしまったりしてちょっと難しく感じます。
そこで使うのがこちら、「とじ針」と呼ばれる裁縫道具です。
毛糸などの太い糸を使う編み物に使われる、太い針です。針は針ですが釣り針ではなく縫い針の仲間ですね♪
太さがちょうどよく、大きな穴があいているのが、細い糸で作るアシストラインにピッタリです。
手芸屋さんのほか、100均などでも手に入ります。
作り方を解説してみます。
説明のためにデッカイ針と太い糸を使って説明します。
まず、フックの軸に「とじ針」を添わせて保持します。
外掛け結びの最初のように、ラインをこのように十字に沿わせます。
向かって右が本線、下を向いているラインが端糸です。十字になっている部分をつまむように持つと作りやすいようです。
ぐるぐるぐると4回ほど、端糸を軸に巻き付けます。
ここで「とじ針」の穴に端糸を通します。
このまま針を抜きます。抜く方向はチモトとは逆です。
説明用のラインが太くて固いのでヨレヨレになっていますが、細いラインならスっと気持ちよく抜けます。
逆にいえば、太いラインならパイプのほうが作りやすいのかもしれません。
形が崩れていた場合はきれいに整えてから、端糸と本線を逆方向に締めこみます。
端糸をカットすれば完成です!!
見た目は外掛け結びなどよりかなりすっきりして見えます。
「とじ針」はそのままでも針先が丸くなっているので、手に刺さってしまうことはありませんが、
私の仲間は先端をエポキシなどで固めて引っかかったり刺さったりしないようにしているそうです。
工夫次第でハリスの長さが1㎝以下のショートハリスも作ることができます。
最初に針にラインを十字に這わせるところの、ループを小さくするのが短く作るコツです♪
結び目が外に見えているわけではありませんし、無理な角度でラインが曲がっている個所もありません。
また、引けば引くほど締め付けられる結び方ですし、負荷が分散します。
ネイルノットは「本結び」や「地獄結び」という別名もあります。
最強の針結びの一角ではないかとのウワサもりますが、一方で締め込みが難しいという意見も見かけました。
私は作っていて締め込みが難しいとは感じませんでしたが、肝心の強度はどうなのでしょうか⁉
次回、強度を調べてみたいと思います♪
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丸岡しょうへい
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