おはようございます、しょうへいです。
釣りの仲間が、スピニングリールのパーツをベアリングに置き換えるというカスタムチューンをしていました。
どのような効果があるのか、またどのくらい難しいのか体験してみたいと思い、私も挑戦してみることにしました。
今回は、スプール受けと、スプール内蔵のベアリングを交換してチューンしてみました。
やってみたら意外と簡単!?メリットとデメリットなど、体験したことをレポートしてみたいと思います。
意外と簡単かも!?スピニングリールのベアリングチューン
やってみたのはDaiwaスピニングリール「19セルテート」のベアリングチューンです。
19セルテートは、ドラグ内部とスプールシャフトについているスプール受けが、ベアリングではなく樹脂製のカラーになっています。
この「カラー→ベアリング」に交換してみたいと思います。
上手くいけば12/1というかなり豪華なリールになります♪
ヘッジホッグスタジオさんが専用のキットを販売しているのでそれを購入してみました。
ヘッジホッグスタジオ 19セルテート フルベアリングチューンキット
https://www.hedgehog-studio.com/product/9448
ベアリングの種類は選べますが、私はソルトがメインなので防錆ベアリングを選びました。
ベアリング2つと、専用の工具と説明書まで入っているので、これ1つでベアリング化ができます。
これ以外にピンセットを用意すると便利だと思いました。
まずスプールからやってみます。
スプールの内部、ドラグ構造の一番下に軸受けとしてカラーが挿入されているので、まずはドラグを分解する必要があります。
最初に、ドラグを抑えている針金のようなパーツを外します、これは指で外れます。
このときドラグワッシャーなどは重要なパーツなので、汚したりグリスを落とさないように気を付けます。
順番に外していくと、中央に白い「カラー」が見えました。
カラーもまた針金のようなパーツで付いているので、これを外します。
奥まっていて隙間が小さいのでピンセットを使うと外しやすいです。
また、外すときに飛んでいく可能性があるので、十分注意するか、飛んで行っても大丈夫なように箱の中で作業することをオススメします。
カラーが取り外せたら、代わりにベアリングと交換します。
あとは分解した順番に組み付けるだけですが、ドラグワッシャーはちゃんとハマるように切り欠きがあるので注意します。
次はシャフトのほうに行ってみたいと思います。
シャフトについている白いものがカラーです、これをベアリングに換装します。
まずはカラーの上に載っている黒い調整用ワッシャーを外してから、イモネジを外す必要があるのですが…。
なぜか私のリールはこのカラーがうまく外せません、カラーをズラして隙間からレンチを入れてイモネジを外すことにしました。
金属パーツに穴があいていて、ここにイモネジが入っています。
六角レンチで取り外しできるのですが、このキットにはレンチが付属していました。
イモネジを外せば、カラーがついているパーツごと外れるのでベアリングと交換します。
この白いパーツがカラーです。
あとは外した順番で組み立てるだけなのですが、先ほど取り外せなかった黒いワッシャーがついたままでは組み立てが困難なので、パーツを外した状態でなんとかワッシャーを取り外してから、再度組み立てを行いました。
これで2か所のカラーをベアリングに交換しました。
ドラグキャップをしない状態でスプールを指ではじいてみましたが、ノーマルの時よりよく回ります。
スプールを保持するパーツをベアリング化しただけなので、リーリングの感覚が変わることはありませんが、ドラグの放出時に回転がスムーズになるというメリットがあります。
注意点なのですが、ベアリング化すればそれでよいかといえばデメリットもあります。
- ベアリングはプラスチックのカラーより錆びやすい
- カラーのほうが構造がソリッドなので衝撃に強い
というデメリットがあります。また改造行為なのでメーカーの保証対象から外れる可能性があります。あくまで自己責任での改造になります。
しかしドラグの回転性能の向上と、「自分でカスタムしてやったぜ」という満足感はあります♪
ヘッジホッグスタジオさんには、他のリールのカスタムパーツもあり、こちらのページから
https://www.hedgehog-studio.com/page/168
リールごとにカスタムパーツがまとめて見れますのでおすすめです。
思っていたよりも簡単でしたので、是非挑戦してみてください♪
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丸岡しょうへい
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