おはようございます、しょうへいです。
先日に引き続きPEラインの8本撚りと4本撚についてのさまざまな噂を検証してみたいと思います。
今回は「8本撚りと4本撚りなら、4本撚りのほうが結束が強い」という噂を検証してみます。
4本撚りのほうが表面がザラザラしているので、結束が強くなるそうです。
本当なのでしょうか?比較実験してみました。
4本撚りと8本撚りのPEライン同士で綱引き大会
前回通り同じ銘柄のラインの4本撚りと8本撚りを用意しました。
lb表示は異なりますが、どちらも同じ2号の同じ太さのラインです。
8本撚りは表面がなめらかなので、ガイド抜けや使い心地がなめらかです。また糸鳴りなどもせずストレスがない使い心地です。
しかし、結束に関しては表面にザラツキがある4本撚りのほうが、食い込みが良いため結束強度に優れるそうです。
実際に本当に強いのかどうか、試してみたいと思います。
ショックリーダーに8本撚りのPEラインでFGノットを結び、同じショックリーダーの反対側に4本撚りでFGノットを結びます。
1本のリーダーの両端に2種類のPEラインでFGノットで結んで、引っ張って綱引きをして力比べをしようという作戦です。
FGノットは、9セット(上9回、下9回)で編み込んでからハーフヒッチで仮止めまでにします。
焼きこぶや本線へのハーフヒッチなどは行いません。
編み込み部の摩擦力だけ比較してみたいと思います。
左の青いラインが8本撚りPEで、右の灰色のラインが4本撚りPEです。
この状態でどちらのPEも締め込み具などに巻き付けて思いっきり引っ張ってみます。
結果は8本撚りが切れました。
3回ほど勝負してみましたが、どちらも4本撚りのFGノットが勝利します。
編み込み回数を6セット(上6回、下6回)に減らしてみると、8本撚りのラインが先にすっぽ抜けます。
やはり、表面がザラザラしている4本撚りラインのほうが摩擦力が出やすいのかもしれません。
せっかくなので、摩擦系ではないノットでも試してみます。
サージェンスノットを試してみます。
アジングなどのライトゲームに、よく使われるノットだそうです。
巻き付け回数は3回だと少し強度に不安があるので、4回に増やしてテストしてみました。
こちらも4本撚りPEが勝利します、こちらも3回ほどテストしてみましたが結果は同じ。
結論
- FGノットの編み込み部は4本撚りPEのほうが摩擦力が出やすい
- サージェンスノットでは4本撚りPEのほうが強度が出やすい
という結果になりした。噂は本当のようです。
とはいえ8本撚りのPEラインでも結び方さへ、ちゃんとしていれば100%の結束は可能です。
どちらかといえば4本撚りのPEラインより滑りやすいラインだということを意識して結ぶ必要がありそうですね♪
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丸岡しょうへい
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