おはようございます、しょうへいです。
4本編PE vs 8本編PEシリーズの第4弾です。
私は「フィラメント切れ」と呼んでいる状態で、PEにフックが刺さってしまったり魚のヒレが引っかかってしまい、
PEに編み込まれているラインのうち1本から数本が切れてしまう状態を指します。
もちろんこのままでは危険な状態なのですが、4本編PE と 8本編PEでは、強度低下は違ってくるのでしょうか!?
同じ銘柄の、同じ号数のラインを揃えて再検証してみます。
フィラメント切れ発生!!どの位強度が落ちてるの?
オマツリなどで、このようにラインにフックが刺さってしまうことがあります。
ストレートポイントの細軸フックなどで、よく起きるような気がします。
こればっかりはお互い様ですし、仕方がないのですが、どの位強度が落ちているのでしょうか?
ラインメンテナンスをしていて、このようにラインから1本切れたフィラメントが飛び出ている状態に気づくこともあります。
先っぽならいいですけど、数十mも引き出してから見つけるとブルーな感じになります。
同じ銘柄で同じ号数の4本編と8本編を用意していますので、こちらで検証したいと思います。
4本編は30lb(13㎏)、8本編は35lb(16㎏)です。
ドラグチェッカーの仕組み上、細すぎるラインは見かけの上では弱く計測されてしまいますので、新品の状態で8本編は11㎏、4本編は9㎏で計測されます(本来はもっと強いと思いますが、仮の100%とします)。
それぞれの仮の100%から、フィラメント切れを起こしているPEラインが、どれだけ強度低下しているのか調べます。
フィラメント1本だけを綺麗に切るのがちょっと難しいですが、ルーペを使って頑張って切りました。
まずは8本編。
5回ほど計測しました。
11㎏(新品)→8~9㎏以下(フィラメント切れ)
と平均して20%ほどの強度低下がみられました。
続きまして4本編のPEラインです。
9㎏(新品)→5~6㎏
平均して約35%ほどの強度低下がみられました。
まとめますと
- 8本編→20%程度の強度低下
- 4本編→35%程度の強度低下
という結果になりました。
切れるときは片方のラインが、このようにクシュクシュと縮まるように切れました。
こんな感じで切れたときは、ラインのフィラメントがどこか切れていて、ラインブレイクが起こったと考えるのもいいかもしれませんね。
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丸岡しょうへい
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