おはようございます、しょうへいです。
結束100%が確認された「新FGノット」について、PEライン同士をつないで結束しても100%なのか?リクエストを頂きました。
下巻きにもPEラインを使ったり、短くなってしまったPEラインを連結して使ったりするいがい、短くなったあまりPEライン同士を結束しようとする機会はないかもしれませんが、実際に結束しようとするとなかなか大変です。
レックスノットを改良した「新FGノット」なら100%結束できるのでしょうか!?
ちょっと検証してみました。
PEライン同士を「新FGノット2020」で結束してみる
「新FGノット2020」の結び方はこちらを参照してください。
仮止め・締込み・ハーフヒッチ不要!超コンパクトな100%強度の「新FGノット」が完成!
これは編み込みまで完成したところですが、PEライン同士を結ぶとなると柔らかいので難しいですね……。
ラインに張りがないので、1つ1つちゃんと詰めて結ばないと崩れてしまいます。
編み込み+巻き付けまで結んでみました。
やってやれなくはないようです。
編み込みは8セット、巻き付けも8セットで結んで最後にハーフヒッチで留めています。
焼きコブは作ることができません、PEは2号を使っています。
これで強度を計ってみたいと思います。
使っているPE2号は1度も釣りで使ったことがないもの。
ドラグチェッカー15㎏モデルで計ると11㎏くらいの強度がでるものです。
(ラインが細すぎて弱く見えますが、実際はもう少し強い糸です。仮に11㎏を100%として計算します)
結果は4㎏くらいですっぽ抜け。
焼きコブもありませんし、ラインが柔らかいので締め込みもうまくできません。表面も滑りやすい8本撚りのものです。
新FGノットは締め込みを行わない結び方なので、負荷をかけると自動的に締まっていきますが、締まる前に抜けてしまうようです。
焼きコブが無理ならということで、先ほどと同じ方法で作ったPE同士の新FGノットのハーフヒッチを加えます。
芯になっているほうの端糸を、結びつけているほうのPEの本線にハーフヒッチをしてみました。
6セットほどやってみました。これで多少はノットが滑っていくときのストッパーになります。
今度は、9.5㎏くらいの耐力が出ました。
率にすると85%ほどの結束強度です。
かなり前ですが、PE同士をFGノットで結束したことがあります。
「PEライン同士」をFGノットで結合した時の結束強度を測定してみた!
そのときの結果が65%でしたので、いわゆる従来のFGノットよりは強度がでてはいます。
今のところ、PEライン同士を100%で結束しようと思ったら、PRノットや間にショックリーダーをスペーサーに利用するほうが強度は出ます。(けっこう結ぶの大変なのですが)
結束の難易度の割には、まぁまぁの強度が出たなと思います。
リクエストありがとうございました♪
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丸岡しょうへい
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