おはようございます、しょうへいです。
最近はSLJ向けにフラッシャーやティンセルなど、アピールのついたフックをよく目にします。
こういったアピールのついたフックですが、実は根掛かりしにくいというメリットがあるというウワサを聞きました。
いったいどういう原理で根掛かりがしにくいと言われているのか調べてみました。
フックのアピールは抵抗になる…から!?
フックにフラッシャーやティンセル、もしくは集魚シートなどのアピールを付けることや、付いたものが市販されています。
アピールの付いたフックには
- アピール力が増す
- 抵抗が増すので吸い込まれやすくなる
- フォールが若干遅くなる
というメリットがあると言われています。
その代わり
- オマツリしやすい
- 海水が抜けにくいのでフックが劣化しやすい
というデメリットもあります。
また、メリットにもデメリットにもなりうるのですが、抵抗が増すのでややメタルジグの動きが制限される場合があります。
そんな、アピール付きのフックですが、根掛かりがしにくいというメリットがあるという話を聞きました。
ということで、いろいろ調べて行き着いたのが、こちらの動画。3:20くらいからの解説です。
カルティバのショア向けのジグ、投技ジグシリーズの紹介動画なのですが、そのなかのフックの特徴として解説されています。
フックに、アピール類がついていると抵抗が増し、多少ですが浮力も多くなります。
フックは、針先ではなくフトコロ側に重心があるので、フトコロが下、つまり針先が上を向いて沈むことになるそうです。
また、抵抗と浮力によりメタルジグよりフックのほうが若干遅れて着底するということが考えられると思います。
ということは着底すぐに巻き始めれば、フックが海底につく前に巻き上げることができるかもしれません。
ちょっと実験してみた
自分でも試したくなったので水を汲んだ半透明のバケツに、アピール付きフックを付けたジグを何度も投入してみました。
一瞬のできごとですが、アピール付きのフックは確かに遅れて着底しています。
動画で紹介されていたフックは、あえてフラッシャーが内側についているため針先が上を向いて沈みやすくなっているそうです。
同型のジグをたまたま所持していたので確認しみましたが、確かに内側に取り付けてあります。
自作で作ってみていろいろ試してみました。
針先が先に沈んでしまうこともありましたが、確かに着底は遅れますし針先が上を向く確率は高くなっているように感じます。
次回からフラッシャーは「内向き」に付けてみたいと思いました。
何種類か投入してみて、アシストフックに使っているラインのしなやかさやフックの形、重さ、接続方法により左右されることもあるということも感じました。
海底の地形にもよるので、アピールが付いていれば100%根掛かりしないかといえばそうではありませんが、若干でも根掛かりしにくくなる効果はあるかもしれません。
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丸岡しょうへい
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