もう30回も巻かなくていい!?あの「SCノット」を8回に改良してすっぽ抜けにも対応!

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おはようございます、しょうへいです、。

 Facebookのコメントであるラインシステムの結び方を教えてもらいました。

なんでも、あの「SCノット」のぐるぐる巻を30回も巻かず、SFノットを組み合わせることで8回に減らすことができるそうで、更にまったくすっぽ抜けないノットになるそうです。

早速試してみて、強度も測ってみました!

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「SCノット」と「SFノット」を組み合わせて、少ない巻回数のすっぽ抜けないノットに!

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SCノットは、手順が簡単で覚えやすく、100%の結束強度がだせる便利なノットです。

神ノット現る!? 摩擦系「SCノット」の結び方が超簡単で超強いぞ!

ただ、通常のSCノットは巻き付け回数が25~30回ほど必要です。

また、締め込みにコツが必要で、どうしても締め込み時にすっぽ抜けてしまうという方もいるようです。

そこで、そのSCノットに、SFノットを組み合わせることで、巻き回数を減らして、更にすっぽ抜けしないように改良してみたそうです。

sf

(引用元:シーガー http://www.seaguar.ne.jp/knot/lines/line_4.html

SFノットはFGノット形式の編み込みのあと、PEラインにリーダーをユニノットで巻き付けるノットです。

このFGノットの編み込み部分、図のSTEP1を「SCノットの8回巻き」に変えたノットだそうです。

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まずは、ラインを二重にして、通常のSCノットのようにぐるぐると8回巻きます。8回は目安で8~10回ほどで大丈夫そうです。

この時点では、8回では摩擦が足りないので、ノットが動きます。

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そこでSFノットのように、PE本線とPE端糸をまとめて、リーダーでユニノットを3回します。

SCノット部分と、ユニノット部分の間隔があいているときは、引き締めて詰めます。

この時、ラインを良く濡らしておくのがコツです。

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最後に補強をします。PEラインの端糸で、リーダーとPE本線を巻き込みながら交互に8回ハーフヒッチしました。

更に、焼きコブを作った後に、PE本線だけに8回交互にハーフヒッチを行いました。

この処理は、ノット部分をガイドに入れるときに、リーダーが引っかからないという効果もあります。

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出来たノットをドラグチェッカーで計測しました。

PEラインは2号、リーダーはフロロカーボン8号です。

PE2号は、実測値で11㎏で切れました。(PEラインが細すぎる為、ドラグチェッカー15㎏モデルでは誤差が出る為)。

この11kgを仮の100%として計測しています。

SCノット+SFノットの強さは!?

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 10 91%
2 10.25 93%
3 9.75 89%
4 9.75 89%
5 10 91%
平均 9.95 90%

強度は90%超え(ほぼ10kg)ぐらいになりました♪

SCノットの100%には到達しませんでしたが、SCノットの巻き回数を減らせますし、SCノットは締め込みが難しく、すっぽ抜けないというメリットはありそうです。

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切れるときは「リーダーのユニノット部分」が切れるときと、PEの本線がノットの際で切れるときがありました。

すっぽ抜けは練習の時も含めて1回もありませんでした。

リーダーでユニノットをする為、キャストする釣りには向かないかもしれませんが、どうしてもSCノットがすっぽ抜けるという方や、巻回数を減らしたい方には良いかもしれません。

SCノット部の巻き付け回数を増やしていくと、更に強くなる可能性もあるかもしれませんので、試してみようと思ったのですが、残念ながら、長年酷使を続けたドラグチェッカーを破損させてしまったので、今回は8回の巻き付けで90%強度という結果のみご報告させて頂きます。

新しいノットを教えて(リクエスト)頂き、ありがとうございました!

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